いつの時代より一番自信のある私を、メイクする

kokode Beauty(ココデビューティー)

石井さん あと、私自身も感じたのですが40代くらいになると、自分自身に“おばさん”というイメージを持ってしまうなと。でも、何を着たら、何をしたら、おばさんになるという基準はないから、年齢という数字ばかり気にしてしまうのだと思うんです。

ジョン・センムル先生 そうなんですね。でも人生100歳時代と言われる現代に生きているのだから、私は100歳まで生きる設定にしていますよ(笑)。だから今はまだ折り返し地点。

石井さん ほんとですか!私はきっと長生きするんじゃないかって、120歳に設定しているんです(笑)。そうしたら40代なんて、まだ1/3しか過ぎていないと思うようになりました。自分は未熟者、まだまだだ!と思えて、人生がより楽しくなって……!

(ジョン・センムル先生と石井さんがハイタッチ)

ジョン・センムル先生 そうそう。何歳になっても自分の幸せに向き合うことが大切ですよね。私は子どもが大好きだったので、長くボランティアをしていました。でも、40歳のとき改めて私も親になって大好きな子どもを育てたいと思い、養子を迎える決断をしたんです。

石井さん そうだったんですね。母親としても日々過ごされていると思うと、私も娘がいるので親近感が湧きます。

ジョン・センムル先生 母親という面では石井さんが先輩ですね(笑)。いまは、子どもたちにとっての一番の遺産は私が健康で楽しく暮らすことだと思い、言葉より行動で見せたいと日々過ごしています。自分の幸せは自分がよく知っているはず。鏡を見てメークをするのと同じ、自分にとって何が幸せか問いかければいいんです。

石井さん 心から私もそう思います。今まで自分の考えを信じてこのスタイルを築いてきたのですが、年齢も、話す言語も違う先生とこうして気持ちが通じ合えて本当に嬉しいです!

ジョン・センムル先生 私もとても嬉しいです。自分の幸せは誰かに決めてもらうものではなく、自分で決めるもの。また、そうやって自分の考えを持って過ごすことで、周りも影響されて刺激を受けるはずですよ。

石井さん そうですよね。これからも自分のスタイルを大切にしていきたいと思います!本日は素敵なお話をありがとうございました。

Photo: Emiko Tennichi Text: Nao Takahashi coodination : Ja-Kyung Jung Design: Akari Yamada 協力/韓国観光公社

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