ジョン・センムル先生 そう、私たちは毎日鏡を見ますよね。そのとき誰かと比べて足りないところを探すのではなく、自分を観察することが“似合う”を見つける秘訣だと思います。例えば、みなさんが黒だと思っている瞳の色も実は違うんですよ。私は一般的に“黒”と一括りにされる瞳の色を「イエローブラウン」、「オレンジブラウン」、「レッドブラウン」の3種類に大きく分けて、瞳の色ごとに、似合うアイメークやリップの色などをパーソナルカラーとして提案しています。
石井さん 瞳の色を軸に似合う色選びをされるんですね。
ジョン・センムル先生 はい。私はレッドブラウンなのですが、石井さんはオレンジブラウンの瞳をお持ちかなと思います。
石井さん そうですね!提案されているカラーが私に似合う色ばかりだと思います。日本でもここ数年、パーソナルカラー診断が流行っていて、自分の個性を生かして美しく見せてくれる色を取り入れる考えが広まってきたなと感じます。
ジョン・センムル先生 韓国でもその傾向がありますね。自分に似合うものを知ると、誰かの真似をしなくていいということに気がつきます。自分が持っていて、他人が持っていない、その差を理解して大事にするべきなんですよね。
石井さん 私も、やみくもに誰かの真似をする前に自分を見つめることが大切だと思っています。また美容だけでなく、“これが好き、これが似合う”という自分のスタイルを大事にしていきたいとも思っているんです。そうやって選んできたものを褒めてもらえたら、自信にも繋がるはずなんですよね。
ジョン・センムル先生 たしかに、魅力的なのに自分に自信がないとおっしゃる方がいますね。でも、それはきっと自分のスタイルが見つかっていないだけ。まずは、毎朝鏡を見て、肌や体調の変化をしっかりキャッチしてコンディションに合ったメークをすることから始めてほしいですね。それは自分のことを大切に、尊重している証でもあるし、自分を観察することで美しさは磨かれていくものです。
石井さん 流行や周囲の意見は大切ですが、自分自身と向き合うことを忘れないでほしいですよね。私には何が似合う?何が足りない?と自分に問いかけ続けることで、素敵になれると私も思います!
上のイラストで自分の瞳の色に一番近いタイプをチェック。
似合う色でメークすれば、テクいらずで洗練された印象に。
レッドブラウンの人に
似合うカラー
オレンジブラウンの人に
似合うカラー
イエローブラウンの人に
似合うカラー