使い方のコツも!オイルのプロが解説!ダイエットサポートにも話題の「MCTオイル」って?

身体にすばやく消化・吸収される「MCTオイル」。すぐにエネルギーになりやすいから栄養補給や生活習慣病予防だけでなく、美活やダイエットにも良いと言われています。そんなMCTオイルを今回はオイルの専門家 地曳直子先生に解説していただきました!

教えてもらったのは…

オイリスト
地曳 直子先生
メディカルアロマテラピー講師・調合師として活動していたが、家族が糖尿病になったことをきっかけに分子栄養学を学ぶ。その中で、最初に変えなければいけないのが脂質の摂取であること、また、脂質が糖尿病だけでなく、アレルギーや癌、認知症、うつ病など、多くの疾患に関わる事を知り、以後、脂質栄養学と精油の使い方を広めるオイリスト養成講座も主宰。
一般社団法人 日本リポニュートリション協会 代表理事
・ 一般社団法人 国際食学協会 理事
・一般社団法人 日本オイル美容協会 顧問
・ 一般社団法人 日本インナービューティーダイエット協会 顧問

【INDEX】

「MCTオイル」ってどんなオイルなの?

「少し前に燃焼にいいとココナッツオイルが人気になりましたよね。MCTオイルはそのココナッツオイルが素になっていて、中鎖脂肪酸という脂質が含まれています。

まず、オイルには長鎖脂肪酸と中鎖脂肪酸があります」

 

中鎖脂肪酸 長鎖脂肪酸
オイルの種類 ココナッツオイル、パーム油、牛乳に含有 オリーブオイル、サラダオイル、エゴマ油、ごま油、キャノーラ油、なたね油など一般的な油に含有
脂肪酸の長さ
(脂肪酸は酸素、水素、炭素によって構成されており、鎖状につながった炭素の個数によって分類されている)
炭素数が10以下
(長鎖脂肪酸の約半分の長さでコンパクトだから消化吸収が早く身体に溜まりにくい)
炭素数が12以上
身体で分解される
までの流れ
摂取するとすみやかに吸収され、門脈を通って直接肝臓に運ばれ、すぐにエネルギーとなる 摂取すると胆汁や消化酵素によって吸収され、リンパを介して血液に入り、全身を循環した後に肝臓に運ばれる

 

中鎖脂肪酸は身体に吸収された後、エネルギーになったり身体を調整してくれたりします。また、糖質と同じようなスピードで身体に取り入れられます。一部がケトン体に変わり、
・エネルギーになる
・炎症を抑える
・心臓を保護する
・ダイエット効果がある
・アルツハイマーの予防
など、身体に良い作用が多数あるのが特徴です」

MCTオイルのなかでも「C8がイイ!」と言われるのはなぜ?

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「C8(カプリル酸)やC10(カプリン酸)を耳にしたことがある方も多いと思います。これが中鎖脂肪酸の名前です。炭素の数が少ないほど、より早く消化吸収されてエネルギーに変わります。

特にC8は、中鎖脂肪酸の中でも消化吸収が一番早く、ケトン体の産生量が普通のMCTオイルの約3倍。最もエネルギーにもなりやすいですね。その点からC8がよく取り上げられるようになりました」

どうやって、どんな時間に、どれだけ摂るといい?

「もしケトン体の産生量を高めて
・集中力を高めたい
・運動時のエネルギー源として使いたい
・ダイエットしたい
ときにはパンなどの精製糖質と一緒に摂るのは控えてください。糖が吸収・分解されてからケトン体が産生されるので、ケトン体を求めているときは糖質を控えた方がいいんです。

取り入れ方は、お料理にプラスが一番摂りやすいですね。ただ、MCTオイルもC8も慣れるまで少し胃腸に負担がかかると言われていて、空腹時に摂ると胸焼けしたり、お腹を壊したりします。最初は大豆や卵、マヨネーズのなどに含まれるレスチンと一緒に食べるのがオススメです。慣れてきたら、サラダなどにかけたり、お味噌汁やコーヒーなどに入れてもいいですよ。

摂る時間はいつでも構いません。もし運動時のエネルギー源として使いたいなら運動前に摂り、ダイエット目的なら寝る前3時間くらいは摂取を控えてみてください。中鎖脂肪酸は約3〜4時間で代謝されるので、タイミングとしては3〜4時間おきに摂るとケトン体を産生するのに良いと言われています。

摂取量は目的や体質によるのですが、ケトン体の産生量を増やしたい場合は、糖質を控えながら、大さじ1を1日3回程度摂るといいですね」

MCTオイルを摂るときに気を付けるべきなのは?

MCTオイルは熱に弱いんです。なので、基本的には生で食してほしいですね。もし加熱料理に使いたい場合は、例えば、溶き卵にMCTオイルを混ぜて、すぐに作れるスクランブルエッグぐらいなら問題ありませんが、フライパンにオイルをたらして、何かを炒めるなど調理油としての使用は控えてください。

また、温かいスープやお味噌汁、コーヒーなど、できあがったものにかけるのはOKです。和え物やウォーターソテーのような蒸し焼き風のお野菜にかけて和えるのもオススメ。タルタルソースにMCTオイルを混ぜてサーモンのグリルにたっぷりのせる、バンバンジーのタレに混ぜるなどもおいしくいただけます。

調理時に使うというよりも、テーブルにおいて、毎食、何かにかけるオイルとして使うといいですね」

油を変えると肌や身体が変わってきます。MCTオイルを摂ると前述したメリットのほか、
・肌トラブルが起きたときに炎症を抑える作用
・ニキビができづらくなる
・身体が疲れにくくなる
などが期待できます。

毎日ちょっとずつ取り入れていくことが大事です。MCTオイルを摂って、毎日エネルギーを補給してみてくださいね!」

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