【医師監修】花粉症対策にビタミンDが効果的って知ってた?

5月ごろまで厳しさが続く春の花粉症にうんざりしている方も多いのでは? 花粉症というと薬で治療するイメージですが、実はサプリメントによるインナーケアで症状がかなり緩和するのだとか! その栄養素について、根本治療の大切さを提唱する「機能性医学」の普及に携わる医師 斎藤糧三先生に伺いました。

教えてもらったのは…
斎藤糧三先生

医師/日本機能性医学研究所所⻑
1998年日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年「機能性医学」の普及と研究を推進するため「日本機能性医学研究所」を設立。著作に 『サーファーに花粉症はいない』(小学館)、『慢性病を根本から治す『機能性医学』の考え方』(光文社新書)など。スーパーフートドとしての牧草牛の普及を目指した日本初の牧草牛専門精肉店「Saito Farm」も評判高い!

花粉症とは?

「一言でいえば、花粉症は花粉が原因のアレルギー疾患のこと。目や鼻などの粘膜で、身体の免疫機構が花粉を細菌と同じように『身体に害を及ぼす危険なもの』と判断して、これを排除しようとする身体の働きの結果、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが続きます。免疫システムが正しく働いていないことから起こる病気ですね」

一般的な花粉症対策は?

一番の回避方法は、花粉症のみなさんが行っているマスクやメガネの着用で、根本原因の花粉を体内に入れないようにすること。家に花粉を持ち込まないように掃除や洗濯で取り除くことも大事ですね。

病院での治療法としては、様々ですが、下記の3つが多く利用されています。

●症状を薬で抑え込む
抗アレルギー剤の内服、点鼻、点眼で症状を抑える対症療法。ただ根本的な解決にはならないのが弱点。
●鼻粘膜の焼灼電気
メスやCO2レーザーを使い、鼻の中の粘膜を焼いて、粘膜の面積を減らす治療。鼻通りはとても良いけれど、時間が経つと症状が戻る。また、施術後も大なり小なり、花粉症の症状が続く。
●舌下免疫療法
スギ花粉の抗原を舌下に置き、口の粘膜からスギ花粉の抗原を身体の中に浸透させることを続け、抗原に対しての免疫反応を起こりにくくする治療法。

最後の舌下免疫療法は根本治癒を目指していますが、治療の多くは対症療法になっています」

斎藤先生がおすすめする治療法は?

「私が提案したいのは、『ビタミンD』サプリメントを摂ること。花粉になる人はバリアが破綻している人が多く、その原因としてはビタミンDが不足していることが考えられます。

ビタミンDを1日2000IU(50μg)摂取すると、30分から1時間で鼻通りが改善。同時に鼻汁も減ります。効果はおよそ4〜6時間継続するので、1日2回2000IU(50μg)を朝晩に服用することで症状の悪化が起こりにくくなります。摂取初期は、数時間で鼻の症状が元に戻ってしまうかもしれませんが、およそ3カ月で症状の波がなくなってきます。花粉症の時期なら1日2000〜4000IU(50〜100μg)を症状にあわせて摂取してください。食事の前でも後でも構いません。日頃からアレルギーなどによる鼻づまりがある方にもおすすめです。もし、肌荒れや目の粘膜がかゆくなるようなら、ビタミンD にあわせてビタミンAの摂取を!

また、ビタミンDを摂取することは、各種アレルギーや新型コロナの感染しやすさと重症化にも大きく関係しています」

ビタミンDはどんな栄養素?

「ビタミンDの主な働きは、腸からのカルシウム吸収を何倍にも増加させること。つまり骨を丈夫にする働きでよく知られています。さらに近年は、免疫機能を正常化する働きでも注目を集めています。

ビタミンDをしっかり摂ることで皮膚や口腔内、消化器などのバリア機能が高まり、風邪やさまざまな感染症、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患などを予防したり、症状を緩和できると考えられます。

紫外線を浴びることで、皮膚で生成される栄養素ですが、日本人の8〜9割はビタミンDが欠乏していると言われています。血液検査で血中濃度を測り、およそ30〜40の数値であれば問題なし。もし数値が20を切っている場合は欠乏しています。

本来は紫外線を浴びて皮膚で生成するのが理想ですが、一度に十分なビタミンDを生成するには、人によっては肌が赤くなるほどの日焼けが必要ですし、食材で摂取するのもなかなか難しいんです。イワシや鮭、きくらげ、しいたけに含まれていますが、含まれる栄養素の量は低く、食事でビタミンDを十分に摂取するのは難しいのです」

ビタミンDが不足するとどうなる?

「代表的な欠乏状態は、骨がもろくなってしまうこと。幼少期に不足すると、筋力低下 や低身⻑を招く『くる病』にもかかりやすくなると言われています。

また欠乏状態が続くと、骨粗鬆症と骨粗鬆症性骨折のリスクも高まります。 それ以外にも、糖尿病や動脈硬化、花粉症、うつ、免疫力低下など多岐に渡ります」

どんなサプリメントを選んだらいい?

「ビタミンDには植物性のD2と動物性のD3がありますが、人間の体にはD3の方が使いやすいようです。また、含有量はおよそ1000〜2000IU(25〜50μg)のタイプがおすすめで、1日量が400IU(10μg)や800IU(20μg)など、少ない数値のものは、しっかり補充する目的ではないと思っています。

ビタミンDに関する研究者の意見を総合すると、成人で1日2000~4000IU(50〜100μg)が妥当な摂取量と言われています。

また、GMPという規格をチェックすることも大切。GMP認定工場で作られているなら、原材料の受け入れから製造、出荷までのすべての工程について、製品が安全につくられ、一定の品質が保たれているはず。マークがあったり、ネットに明記してあったりするので必ず確認してください」

ビタミンDの過剰摂取は大丈夫?

「問題ありません。2009年からの5年間でビタミンD不足の子供が3倍に増加していることを考えると、むしろ積極的に摂ってほしいですね。私は5歳の息子にも1日1000IU(25μg)程度飲ませています。2歳以上であれば1000IU(25μg)を摂取しても大丈夫です。無味なのでヨーグルトにかけてもいいし、熱に弱くないのでぐつぐつと煮立てなければスープやお味噌汁に入れてもOKです」

花粉症だけではなく、ハウスダストなどのアレルギー鼻炎でお悩みなら是非お試しください。

\医師 斎藤糧三先生開発!/ビタミンDサプリメントでもう花粉症に悩まない!

斎藤先生が生活習慣病や慢性病に対してできるだけ治療薬に頼ることなく、発症原因に着目した予防と根本治療を目指すために作った、日本機能性医学研究所のサプリメントです。

1カプセルあたり25μg(1000IU)程度を摂取できる高単位のビタミンDサプリメント
1カプセルにビタミンDを1000IU(25 μg)配合した高単位ビタミンDサプリメント。 1日4カプセルで4000IU(100μg )摂取することにより、日本人の多くが当てはまる欠乏レベルから至適レベルヘの上昇が期待できます。

[日本機能性医学研究所]VD1000 5,400円(税込)

ビタミンD摂取時に欠乏するビタミンAをあわせて摂取できるサプリ

高単位ビタミンD摂取時の相対的なビタミンA不足軽減のために、ビタミンDとビタミンAを一緒に摂る設計にしたサプリメント。ベータカロテンからの変換効率は個体差があるので、サプリメントでは珍しいビタミンAそのもの(レチノール)を採用。

[日本機能性医学研究所]AD1000 6,480円(税込)

この記事が気に入ったら