【美髪道】髪も紫外線を浴びた後が重要って知ってる?
今年は雷雨と酷暑を繰り返した異常気象の夏でしたね。けれど合間をぬって、人を避けながら子どもとお出かけをしたママは多いのでは? 日焼け対策は取っていても徐々に黒くなる腕や脚を見ると、落胆してしまいますよね。けれど、落ち込んでばかりはいられません! 紫外線を浴びたら、肌も髪もその後のケアが重要なんです! 今回も美髪アドバイザーの田村マナさんにケア方法を教えてもらいましょう!
教えてくれたのは…
美髪アドバイザー 田村マナさん
美髪アドバイザー、毛髪診断士、スカルプケアリスト。国際線のCA時代に、機内の過酷な環境による髪のトラブルに悩み、同僚とオリジナル化粧品を開発して悩みを克服。その経験を元に現在は美容メソッドの情報発信や商品開発など幅広く活動中。近著に『大人の「品」は艶髪でつくられる』(ワニブックス)など。
「老化」の元凶は紫外線ダメージ!
秋本番前までのケアが必須です。
「夏の間に浴びてしまった紫外線によるダメージや冷房による乾燥は、肌や髪に蓄積されているってご存知ですか? 大人の悩みランキングに必ず入る、シミや白髪は紫外線によるダメージが元凶のひとつと言われています。秋本番を迎える前までのお手入れを怠ると、肌も髪も一気に老化してしまう危険性があるので注意が必要です」
紫外線でシミや白髪が増えるのは、
メラノサイトが大きく関係!
「なぜシミや白髪ができるのでしょうか? 日焼けをして肌が黒くなるのも、髪が黒いのも、皮膚に無数に存在するメラノサイトという細胞の働きによるもの。メラノサイトが、黒色の元であるメラニンをつくり出し、肌や髪を黒く色付けしているのです。だから、日焼けによって肌が黒くなっても、メラノサイトが正常に働いていれば次第に白く元に戻ります。
しかし、紫外線によるダメージが蓄積すると、メラノサイトの一部が異常に活発になり、必要以上にメラニンを生み出してしまいます。これがシミの原因。反対に加齢などによってメラノサイトの機能が低下すると、メラニンがつくられなくなり白髪になってしまうのです。
つまり、メラニンは増えすぎるとシミを招き、つくられないと白髪の原因に。シミと白髪を防ぐには、メラニンが適度につくられるように、メラノサイトの働きを整えることが重要です」
白髪になる髪とメラノサイトの関係
「人の髪は約10万本あると言われています。そしてその一本一本にメラノサイトが存在し、くろさの元となるメラニンを供給しています。ココで知って欲しいのは、髪が抜けるとメラノサイトも一緒に抜け、新しい髪には新しいメラノサイトがパートナーになるということ。このパートナーが元気に働かないと、白い髪が生えてしまいます」
紫外線を受けた後の髪のケアは
やっぱりスカルプエッセンス!
「一度白髪になったとしても、黒髪は取り戻せます! だからこそ、諦めずにケアを。行って欲しいのは、頭皮の毎日ケア。やっぱり“保湿”です。保湿を謳っていたり白髪の有効成分を配合していたりするスカルプエッセンスを使いましょう。朝晩2回。朝はスキンケアの流れで、夜は洗髪したタオルドライ後に塗布してください。スカルプローションでもOKですよ」
イラスト/きくちりえ(SOFTDESIGN LLP) 「黒髪を保つにはどうしたらいい?」より
美髪アドバイザー・田村マナさん監修の
ヘアケアブランド「CA101(シーエーイチマルイチ)」
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