ヘアスタイルがマンネリ化している大人世代の女性にぜひ試してほしい最新のトレンドヘア。とはいえ「若づくりになるのは嫌！」というあなたのために、人気トップスタイリスト4名が大人世代にぴったりの最新ヘアを教えてくれました。ヘアスタイルをアップデートして、2024年のオシャレをもっと楽しんでください。
今回はFaNNa ginza 代表 塚本 繁さん！ ヘアスタイルをアップデートして、2024年のオシャレをもっと楽しんでくださいね。

お伺いしたのは…

FaNNa ginza 代表 塚本 繁さん
美容界のミシュラン『KAMI CHARISMA』にて5年連続全国52万人の中のTOP50に選ばれ2つ星を獲得。業界では塚本オリジナルの【小顔カット理論】を考案し、多数の著書やDVDなどを出版。年間数十本にもなるイベント出演やセミナーに加え累計10万人以上の顧客を担当。創り上げるスタイルはモードからフェミニンまでどれも高い次元でのクリエイションを魅せ精力的に活動している。
Instagram：tsukamotoshigeru_fanna

2024年のヘアのトレンドを教えてください！

「顔まわりのフェイスラインに施すレイヤーに着目しています。今までは毛先が重たいボブや切っぱなしが多かったけれど、少しずつ動きを求めるニーズが高まってきているのも感じています。“動き”が2024年のキーワードになりそうですね」

大人世代がトレンドを取り入れるにはどうすればいいですか？

「大人世代は髪が痩せてくることもあり、毛先を薄くすると少しパサついて美髪から少し遠のいてしまうことも。なので、レイヤーはフェイスラインに留めるのが良いかなと思っています。

また、今回のヘアスタイルは違いますが、大人世代は白髪をぼかすためにハイライトを入れるのも流行ってきています。でも今年はぼかすだけでなく、外国人がよくやっている多色づかいのハイライトが出てくるかと思っています。毎回、染める際に色や太さを少しずつ変えることで動きと立体感が出てきますので、ぜひ挑戦してみてください！」

＼塚本さんが伝授／2024年最新トレンドヘア

【 LET'S TRY 】

■ オーダー方法 ■
「基本はシンプルなボブスタイルで、毛先に重さを残しながら、表面だけにレイヤーを入れて台形を作ります。サイドバングス部分に顔型に合わせて前下がりにレイヤーを入れてもらってください」

■ スタイリング方法 ■
「フェイスラインを残したこめかみより下の髪はヘアアイロン32mmで外ハネになるようワンカール巻き、こめかみより上の髪は、同じヘアアイロンで内巻きにします。残しておいたフェイスラインはほんのりニュアンスカールをつけるために、フォワードにハーフカール巻きます。

仕上げに粘り気のあるオイルを毛先全体につけてセミウェットな束感を作ります。上品な空気感、パサっと見えないように動きを作ったら完成です」

トレンドポイントはココ！

ヘアモデル／松下佳代　撮影／白倉利恵(光文社)