苦しみ、悲しみ、怒り、ねたみ、自責の念etc…あなたが感じている「生きづらさ」から解放されて、もっと自分らしい理想の人生を生きてみたいと思いませんか？　本当のあなたの望みを知るための大きなヒントは、実はその、あなたが持っている「自己否定」に隠されています。

今回は社会人になっても学び続けるの大好き！数々の講座を受けてきたkokode Beauty編集Kが、心が軽くなり生きやすくなるアプローチをしてくれる心理カウンセラーNo.1 と思っている中川明美さんにインタビュー。

中川さんの新刊「神様テスト あなたがしたいことをすると、それが世界を喜ばせる」についてを中心に、本を通して伝えたいメッセージなどを紹介します。

自己否定をなくして親から子へ、人から人へ愛のバトンが引き継がれる世の中にと願い、惜しみなくその方法を披露してくれている内容は必読です！

「自己否定」への対応は、親や学校からは教えられていないこと

「表向きには笑顔でも、裏では大きな悲しみを抱えている人がたくさんいます。親の期待に応えてきたけれど、結局自分の人生は何だったのだろう？と。

お金があるとかないとかではなく、それを越えて自分は何のために生まれてきたのかを知り、そのために生きる人を増やしていきたいです。自己否定感を『自分でいい』という自分を肯定する愛に変える人が増え、愛のバトンが親から子につながるとずっと受け継がれるといいなと思い、それを意図してこの本を書きました。

なかなか今までの世の中だと自己否定があったとしてもそれをどうやって変えるか、親はもちろん知りませんし、学校でも教えてくれない。学ぶ場所がなかったんです。だからこういった本などで学んでほしいんです。

『ザ・シークレット』などの引き寄せの本も流行っていますが、引き寄せを試みる前に、自己否定をなくすことはまずやっておかなければならないこと。自己否定といった恐れのパワーはとても強力なので、残ったままだと恐れの方が増幅し、本来は引き寄せたくない恐れの方を実現してしまうのです」（中川さん）

「人生は自分で創るもの」という前提で生きる人を増やしたい

「自己否定が強い人は親にしてもらえなかったという考え方をする人がすごく多いんです。人生は与えられることが当たり前と考える人が多いけれど、実は人生で与えられるものは3％と言われているんですよ。残りは自分で創っていくもの。目を覚ましてほしい。人生は創るものという前提を作りたいんです。

自分で人生は自由に創れます。もらえると思っているからもらっていないと嘆くけれど、そうではなく『何のためにもらってないのか？』そちらの視点で考えられると、そこに生まれてきた目的が隠されているので人生が動き出します。

昭和の親の価値観から抜け出せたら、令和の価値観。今の価値観で過ごせるからずっと楽。時代の変化に対応し、進化し、そして成長していける。古い価値観にとらわれていたら窮屈だし、もったいないですよ。

魂の目的みたいなもの。それが自己否定の中に隠されています。そこを紐解いていくと、自分がどう生きるといいかがわかるんです。自己否定というのは他人の意識を取り込んで、自分の本当にやりたいと思っていることを否定してしまっているから。

これって他人の意識だよね。じゃあ、本当は何をしたい？今の私は何がやりたいの？自己否定を見なかったら、そこにたどり着かないんです。自己否定を否定の道具に使うのはとてももったいなくって、活用してほしい。

たとえば投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは大恐慌のときに生まれてきています。お金で人を救うために、お金がないことで人が死ぬというのを知っておかなければならなかったんです。彼の魂は、それを意識して生まれてきているんですね」（中川さん）

「離婚したろか！」夫からの言葉がきっかけ

「私自身が本当に変わったきっかけは、『離婚したろか！』と夫に言われたときです。もう私、自分で自立しよう。そして離婚しようと思いました。

私が何のために生まれてきたか？そういうレベルではなく、安心安全が欲しくて、主婦をしながら週に１，2回アルバイトをして月に5万円自由に使えるお金があればいいかと思っていたんです。本来の自分を生きずにグズグズしていたから尻たたきにあったんだと思います。

そこから自分でできることからということで自宅で英語塾を始め、成績の悪いお子さんを分析するうちに、食生活にたどり着きました。家庭の食生活の改善のために、お母さんたちのダイエットの指導をしているうちに、食事指導やカウンセリングだけでは痩せない人が出てきて。潜在意識にたどり着き、究極は自己否定がすべての原因だったということがわかったんです。

お客様を通して教えてもらった感じですね。自分の意識レベルに合わせてどんどん気づかされていったというか」（中川さん）

物理学の権威から教えられた「スピリチャル＝科学」の考え

「今では潜在意識、本当の自分とつながるなど、一般的にはスピリチャルと捉えられがちなこともお伝えしている私ですが、元々はとても左脳人間で『スピリチャル＝占い』と思っていたんです。だからスピリチャルを信じない人の気持ちもわかります。

私自身は、物理学の権威的な教授に出会って「スピリチャルは科学だよ。スピリチャリティが一番大事。本質だから、消えてなくならないもの」と言われて衝撃を受けました。物質はそもそもすべてエネルギーで形作られている。脳の中でイメージして作り出される物質は、まず意識が先で、すべては目に見えない意識というエネルギーから始まっている。人の出会いもエネルギーの引き合いで起こっています。

とても権威性のある。雲の上の方から言われた言葉だったから信じられました。私、とても頑固なので（笑）。素粒子のニュートリノが観測されたことも、見えない世界に対する理解が進んだことに貢献していますよね」（中川さん）

いかがでしたか。自己否定をなくして「あなたがしたいことをすると、それが世界を喜ばせる」、本のタイトルの意味がとてもよくわかりますよね。私たち大人が変わることで、愛のバトンを子供に引き継ぐことができる。自分を満たすことで、世界中に幸せが広がっていくことを願って。中川さんの行動にはいつでも利他の精神であふれています。

辛い経験、生きづらさを抱えてきたあなたはとんでもなくラッキーな人なのかもしれません。ぜひ「そんな方法で？」と思う方も自分の可能性を信じて、この本を読んでみてください。あなたの行動が理想の世界を創り出すはずだから。