医師が解説!アラフォーからの必修美容「抜け毛・薄毛」原因と対策、どうすれば?

髪のボリューム不足や薄毛、パサつき、白髪など、大人世代の髪悩みは年々増えていくばかり。これってなぜ?もう治らないの?と不安を抱えている方のために、抜け毛・薄毛ケアについてサフォクリニック医師 白壁聖亜先生お伺いしました。

お話を伺ったのは…


美容外科美容皮膚科医、形成外科専門医
Board-certified Plastic Surgeon
白壁聖亜先生
スイスのinternational school卒業、アメリカの大学を経て東京の私立医大へ。卒業後は東京→静岡の病院で研修後湘南の病院へ。現在横浜(美容皮膚科)東京(美容外科)勤務。湘南在住の2児の母。

【INDEX】

Q.薄毛やうねりなどの髪トラブルは何が原因で起こるのですか?

「日本人の頭髪の太さは35〜39歳をピークに、更年期に入ると急に細くなり、毛髪内のケラチンが変形してうねりになります

【髪に変化が生じるときの特徴】は、
①更年期兆候:前額部生え際の髪が細くなり伸びない
②毛髪周期:若い人は成長期約90%、休止期約10%なのに対し、加齢とともに成長期約80%、休止期約20%に増加するため薄毛になりやすい
③加齢と関係ない薄毛の原因:精神的ストレスや体がストレスを感じるような外科手術や大量出血、抗がん剤治療などの薬によるものや、栄養不足、内臓疾患など

になるのですが、現代女性の髪や頭皮トラブルの原因は幅広くて、ストレスの抱え方や、睡眠が十分に取れていないこと、お子さんの有無でも違ってきますね」

Q.女性が薄毛で悩み始めるのはどんなときですか?

まずは出産ですね。出産を経験している女性は、産後、育児で生活が不規則になりますし、産前からさまざまなのエネルギーを子供に持っていかれるので髪の毛まで栄養が行き渡らず、生命維持に関係のない髪はコシがなくなり、ボリュームもダウン。薄毛が目立ち始める方もいらっしゃいます。

その傾向は授乳が終わるまで続きますが、授乳が落ち着いてくると、多くの方は薄毛も落ち着き回復してきますのでご安心くださいね。けれど、その間、十分に栄養を与えて、頭皮環境を良くすると、回復が早くなりますし、ボリュームも出てきます」

Q.加齢による薄毛、その原因やサインはなんですか?

再び、女性が抜け毛や薄毛に悩みがちなのは更年期に差し掛かる40代後半から。女性ホルモンの関係で薄毛になる方がいらっしゃいます。女性ホルモンと髪は密接に関わっていて、女性ホルモンの分泌量が減少して男性ホルモンが優位になると、ヘアサイクルの正常な周期が阻止されると言われています。

髪は通常2-5年かけて成長しますが、男性ホルモン優位になると、その成長期間が短くなり、休止期に入ります。すると新しい髪を生やすために脱毛が起こりますので、成長期のサイクルが短くなればなるほど脱毛が増えてしまいます。

前髪の生え際が薄くなったり、アホ毛が増えてきたり、ボリュームがなくなったりするのは、その兆候ですね。女性はパーツ的におでこの部分から薄毛になることが多く、最終的には全体的に薄くなるのが特徴。全体的に髪が痩せ、コシがなくなり、立ち上がりがなくなり、フニャッとした髪に。それでボリュームがなくなったように感じます。

ですが、意外と女性って気がついていない方が多いんです。誰かに言われて初めて気がつく方も多いようです。だから、日頃から自分で触って、見て、現実を直視するのも大切だなと思っています」

Q.薄毛やボリュームダウンを感じたら何から始めたらいいですか?

「最初は、生活習慣の見直しですね。

①生活習慣を見直す
②頭皮用の美容液を取り入れる
③スカルプスパを受ける
④医療施術を受ける
生活習慣の見直しで改善が見られない時は、徐々にステップアップしてみてください。

ちょっとボリュームがないな、コシがなくなったなと思う程度であれば、シャンプーの見直しも◎。かゆみが続くときや、髪がすごく抜けるときも見直してください。夏に人気のミンティーな爽快感のあるシャンプーは刺激が少し強いかもしれません。髪のケラチンの乱れを起こしにくいアミノ酸系のシャンプーに移行するのもいいですね。

また、頭皮マッサージもいいですよ! 頭まで血は上がりにくいので、マッサージで血行を良くしてあげることは大切。脳にも良いですし、頭が凝っていると顔まで緩んできますので、たるみ対策にもなります」

Q.生活習慣の見直しって具体的に何をしたらいいですか?

睡眠不足・リズム、不規則な食生活、きついダイエット、喫煙などは髪の質を下げる生活習慣です。

まずは睡眠の質を上げ、生活のリズムを整えましょう。暴飲暴食、きついダイエットや喫煙、無理な生活などストレスがかかると自律神経のバランスが乱れ、睡眠の質が落ちます。睡眠により体は代謝機能を上げ、新しい細胞を生む働きをするためとても重要。ストレスを溜めないよう上手なストレスマネージメントが大切です。軽い運動もオススメです。

また、髪の質が下がっている方の食生活では、鉄・亜鉛・タンパク不足が考えられます。加齢とともに栄養素の吸収力が低下してくるため、積極的にサプリメントで必要な栄養素を補給しましょう。タンパク質の吸収力も低下するため、髪の栄養源が不足しがちなので、プロテイン飲料などの活用もオススメ。さらに、女性ホルモンと大きく関係する髪ですから、女性ホルモンの分泌が低下する更年期を迎える前からエクオール(女性ホルモンに似た働きをする成分)を摂るのもいいですね

Q.最近増えているスカルプエッセンスの正しい使い方を教えてください

「頭の皮も顔の皮も一緒なのに、顔はケアして頭皮はケアしない、したことがないという方は多いですよね。頭皮にも必要な成分はたくさんあるのに…。私たちは元気な毛の成分となるものが加齢と共に作り出せなくなるので、直接頭に補うのが正解。スカルプエッセンスを与えると、毛穴からギュンギュン吸ってくれますよ!

スカルプケアは、薄毛やボリュームダウンが気になってから始める方がほとんどですが、実は30歳を過ぎたら気にならない方も始めた方がいいんです。

塗るベストなタイミングは浸透しやすいシャンプーのあと。タオルドライ後に塗布して、揉み込んで使うのが一番いい。基本は1日1回でいいけれど、フケ、炎症を起こしているなら朝晩使ってみてください。だいぶ炎症が落ち着くと思います」

Q.ネライダの「スカルプバイタルエッセンス」の良さはなんでしょうか?

「クリニックに併設しているエステサロンのメニューでもネライダの「スカルプバイタルエッセンス」を取り入れているのですが、顔の肌と同様、頭皮も潤うとキメが整い、頭皮環境が健やかになります。潤いと栄養が補われ、頭皮も引き締まり、髪にしなやかさが生まれたり、美髪へと導くことができます。なので、ベースをしっかり整えておくという意味でもこういった頭皮用のローションやエッセンスを取り入れておくことは大事なのです。

トラブルがない状態でも日々ケアしておくことで、頭皮が潤い、バリア機能も高まるのでトラブルが生じることも減りますし、健康な状態が続けば、高価な幹細胞培養液入りなどのエッセンスなどを取り入れなくてもいいんですよね。
だから、「補い、育てる」というシンプルなケアができるネライダのエッセンスはとても良いと思います。1万円を超える商品が多い中、クリニックで考えられたスカルプエッセンスにしては、続けられる価格帯というのも魅力のひとつですよね。6年ものの高麗人参が入っていますのでふわっと髪の立ち上がりが良くなりますし髪をイキイキさせるフコダイン(もずく)も入っています。使い続けることでじわじわと実感できるのではないかと思います。

塗るときのポイントは気になるところだけでなく、頭皮全体にたっぷりと塗布すること。前髪の生え際から頭頂をとおり、うなじあたりまでジグザグと動かしながら塗布して、頭皮にしっかり馴染ませましょう。頭皮マッサージも加えるといいですね!

また、亜鉛サプリなども取り入れてみてください。亜鉛には毛髪や皮膚、爪の健康を維持するのに必要な成分タンパク質(ケラチン)を生成する作用があるので髪にとてもいいんです。けれど亜鉛は汗で流れていくので、現代人は亜鉛不足気味。確実に摂っていくのがオススメです。

ぜひ顔のケアに加えて頭皮のケアも続けてみてくださいね」

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撮影/石田純子(取材)、石澤義人(商品)

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