専門家が徹底解説!話題のCBD どう選ぶ?どう取り入れるのが正解?<CBD特集/後編>

世界中でも注目され、カラダの不調だけでなく、肌のお悩みにも応えてくれるCBD。後編ではENDOCAのディレクター 松本さんに、正しい選び方や取り入れ方を伺います。ぜひMY CBDを見つけてくださいね!

伺ったのは…

ENDOCA(エンドカ)ジャパン
松本 敏さん

CBDオイル界のパイオニア的存在として知られているENDOCA(エンドカ)のディレクター。CBDの効能を自らの不調から体感。塩やニンニクと同レベルで一般家庭に普及させることを目標に、CBDの最先端を日々追求。“CBD大使”との異名も持つほど精通している。

【INDEX】

次々登場するCBD。どのブランドを選ぶべき?

前編で伺いましたが、今やCBDは400を超えるブランドが存在するとか。急激に増えたからこそ、どのブランドなら信頼をおけるか知りたいのですが、教えていただけますか?

「ENDOCAのCEO ヘンリー・ヴィンセンティは、HIV患者の延命治療に従事していましたが、そのとき、薬の副作用に苦しむ人々を目の当たりにし、ショックを受け、副作用のない自然薬に行き着いた人。そこでヘンプの成分であるCBDに出会い、いち早く世界に向けてCBDプロダクトを展開し、現在はCBDオイル界のパイオニア的存在として知られています。

詳しくはオイルの選び方でお話ししますが、CBDはそんな彼でさえ、製品の裏の成分表を見ても見極めが難しい。特に日本にはまだ正式な機関がなくて、わからないのが現状です。海外と日本では技術の差が10年ぐらいあるので、日本のCBD業界は発展途中だと思います。

先端をいくアメリカでも品質が安定しているものは市場の2、3割選ぶときは、企業方針などを踏まえ、安心して取り入れることができるブランドかどうかを見極めてください」(松本さん)

種類も豊富なCBDグッズ。いつ、どう取り入れる?

CBDグッズは種類も豊富ですが、いつ、どのように取り入れたらいいですか?

CBDは、オイルをはじめスキンケアもありますし、今やスイーツも豊富にありますよね。確かに何を選べばいいのか悩まれるかもしれませんね。CBDはそもそも難しい。だからこそ、まずはCBD選びを楽しんでいただきたいですね。”CBDジャーニー”という旅するように多様なCBDとの出会い・発見・体験を実現する展示会もあるほどで、CBDは人の体質や生活環境、シーンによっても使い方も様々です。

とはいえ『どの濃度をどのくらい摂ったらいい?』はよく聞かれる質問です。

正解はありませんが、ちょっとずつ増やして、ちょっとずつ減らして自分が実感するもの、実感する量を見極めてください。目安はCBD15〜30mg。けれど少量でも実感を得られるという方も多いですよ。食生活やストレスの度合いで必要な量も変わってきますしね。なかなか複雑です(笑)」(松本さん)

CBD代表アイテム「CBDオイル」はCBD含有量と製法をチェック!

濃度のお話が出てきたので、CBDの代表的アイテムのCBDオイルについて教えてください。濃度は各ブランドいろいろあるので、混乱してしまうのですが…。

「確かにそうですよね。CBDオイルは濃度が高ければ良いというものでもないんです。あくまでも自分の適量が大事。先ほど増やす減らすとお話ししましたがこれは濃度で考えるといいんです。

例えば、ENDOCAを例に挙げて説明すると…ENDOCAには青と赤の濃度違いの2種類があります。
青はCBD保有量300mg/CBD濃度3%、
赤はCBD保有量1500mg/CBD濃度15%。

ここで注目すべきは保有量と濃度。
両方とも容量が300滴分ありますので、青は1滴あたり1mg(300mg÷300滴)、赤は1滴あたり5mg(1500mg÷300滴)のCBDが含有されています。
通常、CBDを15〜30mg摂ると反応が出ると言われていますので、青なら15〜30滴、赤なら3〜6滴で効果を感じてくるかと思います。

少し難しいですが、その量をベースにして今日は1滴、今日は2滴と少しずつ増やしたり減らしたりして、ご自分の適量を見つけ出すのが一番いいですね」(松本さん)

 

なかなか難しいですね(笑)。一気に合う量を見つけるのではなく、最初は少しずつですね。他にオイル選びで知っておくと良いことはありますか?

「そうなんです。でも一度自分の適量を知るとあとが楽です。

あともうひとつ。知っておいていただきたいことがあります。CBDには“アントラージュ効果”というものがあります。ヘンプには400種類ぐらいの天然成分が含まれているのですが、CBD単体で摂取するよりも同じヘンプに含まれる複数の成分を同時に摂った方がいいと言われているんです。そのアントラージュ効果を使うか使わないかで10倍ぐらいの効き目の差があるんですよ!

そして、CBDにはいくつかの製法がありまして、その製法によっても成分や効果、価格が変わってきます。その代表的なものを2つご紹介すると…
<アイソレート>は、多様なヘンプの成分からCBD成分だけを抽出したものアントラージュ効果は期待できませんが、価格は割と安価です。
もうひとつの<プロードスペクトラム>は、CBD以外にもカンナビノイドやミネラルなどの成分も含んだCBD製品。こちらはアントラージュ効果が得られるのでアイソレートよりもCBDの良さをより実感していただける製法です。

 

製法 成分 アントラージュ効果
アイソレート CBDだけ 効果なし
ブロードスペクトラム CBD+他のヘンプ成分
*THCは含まない
高い効果が期待できる

 

ただ、アイソレートは粉末でコストも抑えられるがゆえに、さまざまな製品が市場に出回っている印象です。けれど、どのようなものか見極めが難しく、成分表をみただけではENDOCAのオーナーですら判断ができかねます。残念ながら粗悪品もあり、CBDは効かないという人もいらっしゃるようです。原料の品質が影響しますので、きちんとした土壌で栽培されているか、信頼のおけるブランドかサイトなどでチェックしてみてください」(松本さん)

CBDオイルのタイプはCBDに頼りたい時間で選ぶ

アイソレートにブロードスペクトラム…。どんどん難しくなってきますね(笑)。ENDOCAさんはどちらの製法で作られているのですか?

「ENDOCAのCBDオイルは、オーガニック認定されたヘンプからブロードスペクトラムの製法を採用したTHCフリーです。大きな不正、疑問には真っ向から立ち向かうブランドで、自信を持ってご紹介できる製品ばかりなので品質はご安心ください」(松本さん)

 

ありがとうございます!やっぱり実際にお話をお伺いできると、そのブランドがどのような方針で作っていらっしゃるかわかっていいですよね。
そういえば、ENDOCAさんには、CBDオイルにもドロップスタイプとカプセルタイプがありますよね。カプセルは初めてみたのですが違いは何ですか?

ドロップスは、液状で口の中の血管によって吸収され、10分くらいで実感が得られる方が多く、2-3時間で抜けていくと言われています。一方、カプセルは消化器官で吸収されますので、実感は長くゆっくり。5-6時間、体質によっては8時間くらい効果を実感できる方もいらっしゃいます。
偏頭痛や胃もたれ、胃痛などから早く解放されたいとき、寝つきが悪いなど入眠が苦手などすぐに効かせたいならドロップス、生理痛など長く効かせたい、夜中に途中で目が覚めてしまうなど睡眠の質が悪いときなど長時間効かせたいならカプセルをオススメしています。シーンに合わせて使い分けするといいですね」(松本さん)

 

2タイプある謎が解けました(笑)。ところで、CBDは、使いすぎると効かなくなるということはありますか?

「CBD成分のみのアイソレートは耐性がつきやすいので一定量を超えると効果が得にくくなると言われています。毎日使用していると多少効き目が弱くなるかと思います。そんなときは数日開けたり、ブランドを変えたりするとまたCBDを実感しやすくなることもあります」(松本さん)

 

カラダもCBDに慣れるんですね。けれど、少し工夫しながら取り入れることで、またCBDを実感できるとしれて安心しました!
あと、もう一つ気になっているのが飲み合わせ。大人世代になると薬やサプリメントなどを飲む機会が増えると思うのですが、気を付ける点はありますか?

サプリメントはむしろ相性が良いものが多く、効果をブーストすることにもなるので一緒に飲むことは推奨されています。ただ、薬は体内で酵素分解されることを前提に強めに作っていると言われていますが、CBDは酵素分解を抑制するので抗がん剤や抗うつ剤の効果を強めてしまうこともありますので注意が必要です。日常的に薬を飲まれている方はドクターにご相談ください(松本さん)

 

今回お伺いして、たくさんの謎が溶けました。ありがとうございました! 日本でもまだまだ市場が広がりそうなCBD。さまざまな製品がこれからも続々と登場するかと思いますが、良いものを見極めながら、毎日、取り入れていきたいなと思いました。

「CBDを日常に取り入れていくと、QOLも上がるほど毎日の生活を支えてくれます。ご自分のカラダや肌と対話しながら、ぜひ取り入れてみてください。ありがとうございました」(松本さん)

kokode Beautyも注目! ENDOCAの人気アイテムをpickup

CBDを体内に取り入れる最もポピュラーなCBDオイル。日々の生活に加えることで、リラックスする時間と共に効率的にバランスを取り戻します。

このオイルには、オメガ3と6がカラダにとって理想的な1:3のバランスで保有され、フリーラジカルと戦うビタミンE、補因子と副栄養素も多く含まれています。その他カンナビノイド、テルペン類も含まれたブロードスペクトラム仕様のオイルです。

3%は、日々の身体のメンテナンスに。15%はカラダを芯から休ませたい人、深い安らぎを求める人、心を整えたい人にオススメ。

[ENDOCA]ヘンプオイルドロップス 300mg CBD(3%) 4,860円(税込)
[ENDOCA]ヘンプオイルドロップス 1500mg CBD(15%) 21,600円(税込)
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CBDオイルパワーを借りたいけど、どうしてもCBDオイルの味が好きになれない人にもオススメしたいヘンプオイルカプセル。持ち運びに便利なコンパクトなボックスでどんな場面でも簡単に取り出し可能。味が苦手な人だけでなく、旅行や移動が多い方にも人気です。

カプセルタイプは吸収には時間がかかりますが、体内に滞在する期間が長くなります。まずは3%から試し、カラダを芯から癒したい、深い安らぎを求めるときに一段階上のアイテムとして15%を試してみてください。

[ENDOCA]カプセルヘンプオイル 300mg CBD 4,860円(税込)
[ENDOCA]カプセルヘンプオイル 1500mg CBD 21,600円(税込)
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栄養豊富な食品グレードの成分を配合した天然成分配合のCBDフェイス&ボディオイル。CBDと共に、ビタミン、ミネラルが配合されており、お肌に栄養を与え健康的な状態をキープします。
CBDは、肌や体に毎日使うことで肌を柔らかくし、栄養を与えて乾燥や刺激から肌を守ります。日常のケアで肌に塗布したり、マッサージと併用することで緩める効果も。日焼け後の肌にもオススメ。

軽いテクスチャーで素早く吸収し、なめらかでシルキーな肌へと導きます。

[ENDOCA]フェイス&ボディオイル 300mg CBD 9,900円(税込)
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1瓶にCBDを750mg含有した100%ナチュラル&オーガニックのスキンバーム。高濃度のCBDと豊富に含まれたビタミンC・Eといった抗う力が、敏感な部位や傷ついた肌の修復をサポート。

また、植物成分100%のため、グルテンフリーやヴィーガンの方でも安心して使用でき、男女年齢問わず、漢方のように使えるのが魅力。

ニキビやかぶれなどの肌荒れや敏感肌、アトピーにも、季節の変わり目の乾燥や揺らぎケアにもオススメ。

[ENDOCA]ヘンプサルヴ 750mg CBD 11,000円(税込)
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1500mgもの高濃度のCBDを配合したCBDボディバターは、体温で溶けるよう設計されており、肩や首、腰のセルフマッサージにも良く、 多数のエステやマッサージサロンなどでも、プロフェッショナル用としても使われています。全身のマッサージに活用して、心身ともにリラックスにアプローチ。頭皮の固さが気になるときには、こめかみに付けてマッサージしてみて。

[ENDOCA]ミニ・ヘンプボディバター 450mg CBD 5,500円(税込)
[ENDOCA]ヘンプボディバター 1500mg CBD 15,400円(税込)
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100%オーガニックをポリシーの元に野菜や果物、ハチミツを原料に作られたENDOCAのリップクリーム。20mgのCBDを含むリップクリームは、唇に潤いを与え、しっかり乾燥から守ります。ニキビや吹き出物の上にくるくると塗っても◎。

[ENDOCA]CBD リップ&スキン 20mg CBD 1,650円(税込)
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世の中の99%が合成樹脂でつくられているなか、ENDOCAのガムはアマゾンにあるちくるの木のエキスを抽出し、CBDや天然メントールなどを加えて作ったカラダにやさしいガムです。

1粒に10mgのCBD保有しており、噛めば噛むほどCBD成分が口の中で広がります。長時間のPC作業やスポーツの時など様々なシーンに。

このガムを買うことでアマゾンの熱帯雨林をサポートする仕組みになっています。

[ENDOCA]CBDチューインガム 100mg CBD 1,836円(税込)
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撮影/白倉理恵(光文社)

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