【成分図鑑「αーアルブチン」】うっかり日焼けをなかったことに
名前をよく聞く有名な美容成分でも、実は何に効果があるかきちんと知らないことってありませんか?例えば「透き通る肌」と一言で言っても、トーンアップからシミケアまで期待する効果は多岐にわたって、何を使うのが良いのか悩んでしまいます。そこで、美肌効果があると言われる美容成分を、何に一番効くのか、どんな成分と一緒に使うと効果的で、どんな注意事項があるのかなど、成分ごとに掘り下げて探っていきます。第16回目の今回は、予防美白に高い効果を発揮する「α―アルブチン」をご紹介します!
未来のシミやそばかすを防いでくれる「α―アルブチン」
α―アルブチンは、コケモモや洋ナシなどに含まれる成分で、色むらやくすみ等をできる前の早い段階で防いでくれます。ハイドロキノンなどと違い天然由来成分なので、敏感肌の方でも安心して使えるのもポイントです。
α―アルブチンは、美白や透明肌を目的とした美容液に配合されていることが多いです。
シミの基となるメラニンができるメカニズムは、まず肌が紫外線を感知。情報伝達物質がメラノサイト内にチロシンという物質を発生させ、そのチロシンが「チロシナーゼ」という酵素によってメラニンに変わります。α―アルブチンは、そのチロシナーゼの活性化を防ぐことでメラニンの黒色化を防いでくれます。メラニンの発生には24時間~72時間かかるため、もしうっかり日焼けしてしまった場合は、早めにα―アルブチンを使うことで、予防美白が期待できます。
ビタミンCが一緒に配合されているものがベスト
α―アルブチンはシミができることを防いでくれますが、できてしまったシミにはビタミンCしか効果を発揮しません。そのため、ビタミンCが一緒に配合されていれば、予防とできてしまったシミを薄くする効果の両方が期待できます。
油溶性のコスメの前に取り入れて
α―アルブチン単体の美容液であれば、お手持ちの化粧水に1~2プッシュ混ぜて使ったり、化粧水の後に使うのがおススメ!毎日使うことで、シミができにくい肌へと導いてくれます。
透明な肌を目指すなら、ビタミンCやフラーレンと一緒に
できてしまったシミに効果を発揮するビタミンCや、強い抗酸化作用で活性酸素を除去してくれるフラーレンをプラスすれば、シミのない透き通った陶器肌が目指せます。紫外線によるシワが気になる場合は、ヒアルロン酸もおすすめです。
天然成分なので注意点はありません。べたつきがないので、大人ニキビが気になる方も安心して使えます。
α―アルブチン
教えてもらったのは…
オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト
大手下着メーカー、キャラクタービジネスなどを経て美容業界へ。美容に関わって31年。マテリアプリマはその知識を駆使し、必要な物を、必要な時に、必要な量と届けられるようにとの思いで作ったブランド。趣味はカーレースで、国内A級ライセンスを所持。
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M(moisture)、W(bright&luminous)、A(aging-care)、R(return to beauty)の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。
マテリアプリマ W02 α―アルブチン
30ml¥8,800