【ヘア業界のトップが分析!】頭皮にもダメージ大⁉️ WITHコロナのヘア事情って?
先日、化粧品やヘアケア商品の製造及び販売を行なっている、株式会社cosbiさんのプレス向け説明会に行ってきました。お話を伺ったのは、左から美容室Violet社長でトップスタイリストの前原穂高さん、cosbi会長の大和谷朱美さん、同社長の木田雅夫さん。今回はこのお三方のトークセッションでした。
コロナ禍によるライフスタイルの変化が頭皮に与えた影響とは?
美容師407名のアンケートによると「コロナ禍以降、頭皮トラブルを抱えているお客様が増えた」という印象が「ある」または「ややある」と答えたのは、なんと50%以上でした。
その1番大きな要因は「ストレス」。
コロナ禍になって2年半、全世界で精神的なストレスが増え、肌荒れなどの影響が出た方も多いと思います。頭皮も肌と同じで、ストレスによってかゆみや赤みなどのトラブルが多発しているといいます。やはり、新型コロナウィルス感染症によるストレスの増加が、頭皮にも影響が大きいんですね!
2番目は「美容院やサロンへの来店頻度が減ったことで、ヘアケアをする頻度が減った」こと。
外出自粛要請が出ていた時は、私も何ヵ月間か美容院に行っていませんでした。いつもならサロンでトリートメントをやっていただいていましたが、当然ながらその頻度も減りました。ただ、サロンでのヘアケア頻度は減りましたが、その代わりにホームケアを頑張る人は増えたそうです。確かに、サロンに行けない分、家で使うヘアケアをちょっといいものに替えてみたり、いつもは使わないアウトバスを1つ追加してみたりと、私もいろいろ使ってました!実際に、コロナ禍以降、サロン専売のシャンプートリートメントの販売は増えていて、その中でも、特に頭皮ケアの販売が増えているんだそうです。
「全体的に美容師達が使うヘアケアも以前よりも増えていて、全体的にお客さまの美意識も上がったように見えます」(前原さん)
3番目は「外出頻度が減ったことで、身だしなみへの意識が低くなっている」とのこと。
こちらは「つくり込むこと」は減ったけど、「元々綺麗でいたい」という意識は逆に高まった、という意味合いだそうです。最近は「難しいことをやるのではなく、基本的なことをやって自分自身が綺麗になる」という事に、より関心が集まっているんですね。私自身も、「どうやったら心身ともに健康、そして綺麗でいられるか」というのを、コロナ禍を通してより考えるようになりました。
シンプルに、そして自分に心地よいヘアケアを今後も見つけていきたいですね。