良質な睡眠が美脳×美肌を作る

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睡眠の役割とは

最近「睡眠の重要性」をあちこちで耳にする事が多くなってきました。では、睡眠の役割とは

具体的にどんなことが挙げられるかご存知でしょうか。

・細胞の再生

・記憶の整理

・肥満解消

・生活習慣予防

実に様々な役割を担っていることがおわかりいただけるかと思います。私たちは”寝る”ことで、

身体や心の調整を行っているのです。一見寝ない方がエネルギーを消費して、ダイエットに

なりそうなものですが、代謝を促進する成長ホルモンが分泌されるのは実は睡眠時。

よく寝る方が美肌のためにもダイエットのためにもなるということなのです。

美容と健康の基本はまず睡眠だ、ということを覚えておきましょう。

 

睡眠のサイクルと自律神経

睡眠は夜だけがフォーカスされがちですが、最大のポイントは朝。夜に寝る時間がずれても、

起きる時間を守るだけで身体のリズムは整ってきます。

安眠の準備は朝から始まっているということ。

そのため、休日でも極端に朝起きる時間をずらさない方が身体にとっては結果的に楽なのです。

まずは週の半分を目安に、起床時間を設定して、その時間を守ってみてください。

睡眠といってもただ寝る時間が多いというだけではダメ。「良質な安眠」をとることが重要です。

これには最近よく耳にする「自律神経」が関係しています。私たちには、日中の活動時に優位に

なる交感神経と、安静時に優位となる副交感神経という2つの自律神経が備わっています。

この2つの神経がバランスよく保たれて、交感神経から副交感神経にスムーズにスイッチして

くれることが安眠には必須。

睡眠を心地よく誘導してくれる副交感神経を優位にすることが安眠の最大のポイントなのです。

睡眠写真

 

安眠に導く夜の過ごし方

副交感神経へスイッチするためには脳も身体もリラックスさせること。ぜひ利用してほしいのが

バスタイム。体温がぐっと下がることで私たちは眠りに入っていくようにできているので、寝る

1時間前くらい前にお風呂に入るのが理想。直前だと熱が放電されずに、高いままなので寝つきが

悪くなる可能性があります。

また、日本の家屋に多い「上から降ってくるような照明」は、睡眠時に分泌される“メラトニン”を

減らしてしまうので、できれば夜は部屋を暗めにしておくこと。間接照明は安眠のためには効果的。

興奮するような運動や、刺激的な本や音楽はなるべく避け、ゆったり過ごす事をおすすめします。

アロマイメージ

呼吸とアロマ

不眠で悩んでいる人や、安眠をしたい、という人にぜひ活用してほしいのが呼吸法とアロマです。

心地よい香りを嗅ぐ事によって、自然と深い呼吸をしやすくなります。この呼吸をすることが、

副交感神経を優位にします。また、アロマには脳を鎮静させてリラックスさせる効果も高いので、

睡眠時には積極的に使ってほしいアイテム。鎮静効果に優れているアロマで代表的なのは、

ラベンダーやネロリ、ベルガモットなど。女性ホルモンのバランスでお悩みの方には、クラリセー

ジやゼラニウム、イランイランなどもおすすめ。1つの香りが苦手、という人は2つ3つ

ブレンドして、自分好みの香りに作り替えても有効です。

ハーブティーの写真

ハーブの薬効で心地いい眠りへ

アロマの他、ハーブティーで、内側からリラックスを促すのも手です。安眠を促す効果のある

ハーブの代表と言えば、バレリアン、カリフォルニアポピーなど。神経性の不眠には大変効果が

あり、寝つきが悪いという人におすすめです。また、お子さんにも飲みやすいリンデンやオレンジ

フラワーを一緒にブレンドしても美味しくいただけます。ストレスを和らげ、睡眠に入りやすい

身体作りをサポートしてくれる植物の力を、ぜひ睡眠時に取り入れてみてください。

 

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