【元AKB48 多田愛佳 連載】「腸活って何をどうはじめるの?」腸活ビギナーが知っておくべき5つの習慣
【元AKB48 多田愛佳 連載】
「腸活って何をどうはじめるの?」
腸活ビギナーが知っておくべき5つの習慣
元AKB48のメンバーで、女優として活躍中の多田愛佳さん。そんな彼女は素敵な30代を目指して準備中。おうち時間がたっぷりある今だからこそ、自分の体と向き合いたいという愛佳さんが、ずっと気になっていた「腸活」に挑戦します! けれど「一体何から始めたらいい?」そんな素朴な疑問に、美腸プランナーであり本企画のライター担当でもある角田が「腸活」をイチから解説。第2回の今回は「腸活の始め方」をレッスン!
「“腸活”って何をどう始めたらいいの?」
多田:腸活を始めるときに知るべきルールはありますか? 発酵食品を食べるといいとか、乳酸菌を取るとか…。
角田:それでは5つのルールにまとめて説明しますね。食べ物を管理する前に知っておくと良い5つの習慣は覚えやすいのでぜひ意識してみてください。意識するだけでも少しずつ変化が生まれてきますよ!
多田:日常で5つ習慣づけるだけでいいんですね。頑張ってみます!
| 腸活初心者が始めたい5つの習慣 |
腸に良くないものを入れない!
腸内環境を乱し、腸内細菌の敵となる食品添加物や抗生物質を入れないこと。甘味料や着色料、保存料など食品添加物は腸内に溜まりやすく、不要な腸内細菌を増やします。また精製された小麦粉は食物繊維が抜け、漂白剤が使用されている恐れも。抗生物質は腸内の良い菌まで殺す恐れもあります。酸化した油は体内を錆びさせてしまうので注意して。
体内の老廃物をしっかり出すこと
50年前は1日平均3回も排便があったと言われています。現代人は食物繊維摂取量が低下する一方、食品添加物の増加、運動量が減少し筋力が衰えているため、排便回数が少なくなったと考えられています。理想の1日の野菜摂取量は350〜400g。腸内環境を整えるためには、便をしっかり出す生活習慣を意識することが大切です。
善玉菌が優位な腸をキープすること
腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つに分類され、その理想の比率は2:1:7です。日和見菌は腸内で善玉菌が働くと良く働き、悪玉菌が優勢になると悪く働く性質があります。腸内細菌のエサとなる乳酸菌を体内に入れ、善玉菌を増やしましょう。乳酸菌は植物性と動物性に分かれますが、植物性乳酸菌は胃酸に強く腸に届きやすく、麹菌など様々な細菌と共存できます。腸内の悪玉菌を減らして腸内環境を整えてくれるので、植物性乳酸菌を摂取することがおすすめ。植物性乳酸菌の代表としては味噌、納豆、漬物、醤油が挙げられます。
善玉菌を育てる食品を摂取すること
腸内の善玉菌を増やしたら、食物繊維とオリゴ糖を摂取して善玉菌を育てましょう。食物繊維の中でも特に腸内の善玉菌のエサとなるのが水溶性食物繊維です。海藻類やなめこ、オクラ、納豆など粘度が高いものに多く含まれます。一方悪玉菌の増殖を抑えるオリゴ糖は玉ねぎやニンニク、大豆、アスパラガスに含まれます。食事の際に意識的に摂り入れましょう。
腸の周りの筋肉を鍛えてかためる
腸は加齢や筋力の低下、出産で下がりやすくなります。腸の周りの筋肉を固め、腸が下がらないように支えましょう。デスクワークで運動量が少ない人は要注意。ウォーキングやストレッチだけでなく、良い姿勢を保つこと、深く呼吸をすることを心がけましょう。
モデル/多田愛佳 撮影/片岡 祥 ヘアメーク/室橋佑紀<ROI> 取材/角田枝里香
参考文献/『免疫力を上げる健美腸ルール』(講談社刊)、『腸が変われば、人生変わる 美腸の教科書』(主婦の友社刊)衣装協力/BEATRIC