【成分図鑑「スクワラン」】肌本来の保湿力をアップ!
名前をよく聞く有名な美容成分でも、実は何に効果があるかきちんと知らないことってありませんか?例えば「透き通る肌」と一言で言っても、トーンアップからシミケアまで期待する効果は多岐にわたって、何を使うのが良いのか悩んでしまいます。そこで、美肌効果があると言われる美容成分を、何に一番効くのか、どんな成分と一緒に使うと効果的で、どんな注意事項があるのかなど、成分ごとに掘り下げて探っていきます。第18回目の今回は、スキンケアだけでなく、頭皮など様々パーツに使うことができる「スクワラン」を紹介します。
酸化しにくい皮脂!万能選手の「スクワラン」
スクワランは、皮脂の13%に含まれるスクアレンの酸化しやすい弱点を補い、安定性を高めたものです。スクワランには、サメの肝油から抽出される動物性のものと、オリーブから採られる植物性のものがあり、動物性に比べて、植物性の方はテクスチャーが軽いという特徴があります。オリーブ由来のスクワランは、粘着性やニオイがないため、使いやすいテクスチャーです。
何かに配合されるのではなく、単体で使われることが多いです。
人の皮脂に近い成分で、肌本来の保湿効果を高めてくれます。人間の皮脂は酸化しやすいですが、スクワランは酸化しづらいので、「酸化しにくい皮脂」として、様々な用途で使えて、ニキビの原因菌であるアクネ菌の餌にならないため、ニキビ肌の人でも使えます。
サメ由来か植物由来か、テクスチャーの好みでチョイスして
どちらが良いという差はありませんが、サメ由来のスクワランはテクスチャーが重たくて、気軽に使いにくいという難点があります。どんな使い方をするのか、またはテクスチャーの好みなどによって選びましょう。
使い方は簡単!色々なパーツに使えます
天然由来の安心・安全な成分なので、唇が乾燥する人はリップクリームの前にスクワランを塗ると効果的です。顔につけるときは水溶性のお手入れの後に取り入れて。シャンプー前の頭皮につけてマッサージをすると、頭皮の乾燥も防げますし、ボディマッサージのキャリアオイルとしても使えます。贅沢使いをするならば、クレンジングオイルとしても使用可能!
単品使いでも保湿力抜群
単品で使って十分に効果を発揮しますが、ホホバオイルとミックスすると、皮脂に近い上質なモイスチャライザーになります。
天然由来の安心・安全な成分で酸化もしにくいので、特に注意点はありません。
スクワラン
教えてもらったのは…
オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト
大手下着メーカー、キャラクタービジネスなどを経て美容業界へ。美容に関わって31年。マテリアプリマはその知識を駆使し、必要な物を、必要な時に、必要な量と届けられるようにとの思いで作ったブランド。趣味はカーレースで、国内A級ライセンスを所持。
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M(moisture)、W(bright&luminous)、A(aging-care)、R(return to beauty)の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。
マテリアプリマ M09 スクワラン
30ml¥4,180