生理前のしんどいイライラ「 PMS」を軽くする3つの方法
生理前に無償にイライラしたり、ささいなことで落ち込んだりするPMS(月経前症候群)に悩んだ経験はありませんか?
いつもはスルーできる小さなことが気に障ったり、
幼少期のつらい記憶が蘇って心が痛んだり、
そんな感情を家族や周りの人にぶつけて自己嫌悪になったり・・・つらいですよね。
どうにもならない情緒不安定を始めとして、頭痛や腹痛、吐き気などさまざまな症状があり、70%もの女性に経験があるともいわれるPMS。そんなPMSの改善策を紹介します!
①足と腰周りのマッサージ
お風呂上がりに精油入りのボディオイルを使って、足の裏と指、足首、ふくらはぎとひざ周りをマッサージします。
特にくるぶしの周りは卵巣や子宮などの反射区や婦人科系を整えるツボがあるので、いたわりながら行いましょう。
毎晩やるのがベストですが、無理のないペースで定期的に続けることが大切。生理の1週間ほど前からは腰やお腹周りのマッサージもプラス。むくみが減って体が軽くなりますし、生理前のイライラや重だるい感じが緩和されます。
ボディオイルはゼラニウムやクラリセージなど、ホルモンバランスを整える植物が入ったものがおすすめです。
生理周期と生理前後のメンタルを安定させる、肌に直接塗れるアロマオイル。女性を助けるネロリやメリッサなどの精油をブレンド。生理不順・PMS用アロマオイル 10ml ¥2,880/マリエン薬局
クラリセージやローマンカモミール、ローズオットーなど女性ホルモンを整える精油を絶妙にブレンド。生理前の心と体をコンディショニング。アロマオイル ウーマンPMS 50ml ¥1,800/ガイアNP
②ハーブを摂る
チェストベリー、レッドクローバー、ブラックコホシュ、レディスマントル、ラズベリーリーフ……。これらは女性ホルモンバランスを整えてくれるハーブの一例。
ハーブ療法の嬉しい点は、足りないホルモンを直接的に補うのではなく、バランスよく分泌できるよう体を整えてくれること。
いつも口にする飲み物をPMS対策のハーブティーにチェンジすると、生活の中で無理なく体を整えていけます。
私は飲み始めてから2回目の生理のときに「いつもほどイラついていない、むくみ感も少ない」と感じ、3回目の生理前は「明らかにつらくない!」と確信。
ハーブそのものを摂取できるサプリメントなら、摂り始めて最初の生理でなんらかの変化を感じる人も少なくありません。生理周期も整いますので、妊活中にもぜひおすすめです。
ブラックコホシュなど女性に嬉しいハーブを黄金バランスでブレンドし、パウダー化。甘酸っぱいベリー味で飲みやすく、スティック状で持ち歩きしやすい。健康意識の高いモデルたちからも大人気。エッフェオーガニック フィトパウダー ウーマンバランス 2g×30包 ¥5,800、2g×7包 ¥1,880/コスメキッチン
ハーブ療法先進国のドイツのハーブティ。女性ホルモンバランスを整えるハーブを独自のレシピでブレンド。ティーバッグもあり。筆者が植物療法士を目指すきっかけとなった製品のひとつ♡ メディカルハーブティー ウーマンブレンド〈リーフ〉 60g ¥3,780/マリエン薬局
③甘いお菓子を減らす
生理前〜生理中の情緒不安定は、幸福感をうみだす脳内物質のセロトニンが下がりやすいことが一因。
もうひとつ、血糖値を下げるインスリンの効きが弱まることも関係しています。血糖値が上がりやすいため、食事後に多量のインスリンが分泌され、低血糖ぎみに。甘いものを無性に食べたくなるのもそのせい。
でもそこで衝動にまかせて砂糖をたっぷり摂ってしまうと、血糖値が一気に上がるために一気に下がり、また甘い物が欲しくなる…という悪循環に。過食や情緒不安定を招いてしまうのです。
心当たりがある人は、甘い物を控えめにしてみて。砂糖を減らすだけでずいぶんメンタルが安定しますよ!
どうしても食べたいときは食事の後に、小さくても上等なスイーツで心を満足させましょう。
いかがでしたか?どれも筆者が実践し、PMSに効果を実感した方法。
体の周期や対策を知っておくと、必要以上に自分を責めたり、落ち込んだりしなくてすみます。
生理前のなんらかの症状は多くの女性にあるものですが、ひどくつらいということはやはりホルモンがアンバランスである証拠。
40代以降は特に揺らいでいきますから、その揺れ幅をなるべく小さくするためにも、インナーケアを心がけていきたいですね。