星玲奈さんの基本の4ヘアスタイル
雑誌やSNSで私服スタイルが大人気の2児の母・星玲奈さんは〝髪型で印象チェンジ〟を日々実践する一人。毎日、違う髪型を楽しむほどアレンジ上手の星さんの基本テクを紹介します!
シンプルな服が好きだからこそ、
髪型の変化が重要。
私のオシャレは、服5割・ヘア5割!
「私は、同じ髪型を3日続けることはありません。ヘアの印象は意外と強いもの。似たような印象の服でも、ヘアがダウンと、まとめ髪だと、印象も一変しますよね。大人になると、どんどんシンプルな服が好きになることもあり、ヘアで変化をつけるのがますます大切に。もともとヘアサロン勤務のネイリストだったこともあり、ヘアアレンジは好きで昔から研究していました。靴やバッグを選ぶように、その日の服や予定に合わせて髪型を選びます。服やアクセサリー、髪型を決めたら、最後に鏡の前でチェック。物足りないなと感じたらおくれ毛を片耳がけにしたりしてバランスを見ます。おくれ毛は私にとって、コーディネートの最終調整。〝両耳にかける〟〝片耳にかける〟〝両方おろす〟の3パターンがあり、小さいようで、ずいぶん雰囲気も変わりますよ。」
32㎜のコテでランダムに巻き、空気を含むようにほぐすのがポイント。仕上げにケープを全体に。アレンジはすべてダウンがベースです。サイドの髪は、結べて、おくれ毛にもできる、あご下の長さにしています。
[Holistic cures]ホリスティック キュア カールアイロン 32mm
トップをふんわりさせるため、分け目はぱっくり直線にならないように曖昧にします。
サイドに寄せると女性らしく。きっちり寄せずに、耳下の髪を〝たゆん〟とさせています。
思い切って高い位置に結んでも、ベースが巻いてあると大人っぽく。おくれ毛もゴムで結び、おでこ全開に。ポイントは横から見た時にらくだのこぶのように、トップとゴム下の髪を引き出して山を作るようにしています。
トップにふんわりさせるのが大人っぽさをキープするコツ。毛束をごく少量ずつ引き出します。
ゴム下の髪がぺたっとしないように、つまんでハードスプレーで固定。私はケープを使用しています。
登場率いちばん高めのスタイル。おくれ毛の出し方で雰囲気を変えられます。おくれ毛部分を残し、残りを耳下の位置で1つに結んだら、ゴムを隠すように毛束を巻き付け、毛先をゴムにはさみ込みます。
トップをふんわりさせるため、細く毛束を引っ張り出します。少量ずつだと失敗しません。
ひっつめ感なくラフさを出すのにサイドの髪を出すのも重要。これもごく少量ずつ。
<左:両耳掛け>フレッシュな印象になるので、園の行事やお仕事の時に活躍します。<中:片側寄せ>物足りないと感じた時は、毛束を前に。カールが目立って華やかに。<右:片耳がけ>おくれ毛があるだけでエレガント。おくれ毛もコテでカールづけします。
一見難しそうですが、ゴム1つで完成。おくれ毛を残して1つ結びをし、最後に毛先を抜かず、輪を作ります。毛先はゴムに巻き付けてから、挟んで留める。ゴムをキツく留めれば崩れません。
輪の部分を横に広げボリュームアップ。後ろから見た時に丸くなるのが理想。
輪の部分を縦方向にも毛束を引っ張り、ゴム下をふんわりさせるイメージ。
<左:両耳掛け>クラシカルな印象なので、目上の人に会うなどきちんと見せたい時に。<中:片側寄せ>タートルなどスッキリ見せたい時に。両耳がけでもコテでの巻きは必須。<右:片耳がけ>顔周りにカールがくるので華やか。手をかけている感じに見えます。
VERY 2018年3月号「星 玲奈さん2月の簡単ヘアダイアリー」より
撮影/福本和洋〈MAETTI CO〉ヘア協力/保志ゴロー〈natura Aolani〉取材/栗生果奈 デザイン/安藤恵美 ※服はすべて星さん私物