田丸麻紀さん、自分でできる背中ケア教えてください!【筋肉編】
〝美背中の持ち主〟といえば読者から名前が挙がる田丸麻紀さんに、自宅お手入れ術を尋ねました。ポイントは筋トレと美質感を作るスキンケア。実践する、おうちトレと愛用ケアアイテムを、彼女が今年着たい背中みせファッションとともに紹介します。
「大人っぽさを表現するのは胸じゃなくて背中
筋肉が程よくついた、なめらかな背中が目標です」―田丸麻紀さん
少しドレスアップした園の謝恩会で、あるママが潔い後ろあきドレスを着ていました。彼女のなめらかで引き締まった背中が醸しだす凛とした空気にドキッとして。ケアされた背中に〝目に見えない足先まで手入れが行き届いていそう〟と想像させられ強調された胸の谷間とは違う、成熟した色気を感じました。母になった今は、背中でヘルシーに女っぽさを出すのがしっくりきます。程よく筋肉があり、ツヤッと潤った質感がある、きれいな大人の背中を目指しています。
筋肉編
「縮まりを伸ばす、ほぐす。まずは肩甲骨を動かすことが美背中の第一歩です」
猫背が続くと肩甲骨が開いて固まり、背中がもたつく原因になるので、気づくと姿勢を正すように。ジムの先生から教わった肩甲骨を動かして締め、背中をしなやかにする簡単メニューも実践中。
1)鏡で背中を見て現状をチェック
自分の背中って意識しないと意外に見ません。週の1回は鏡の前で、乾燥していなか、肩甲骨のラインが出ているか、現状をチェック。
2)気づいたときに肩回しで丸まりがちな姿勢を正す
息をゆっくり吐きながら肩、腕の力を抜き、重力にまかせるように、だらんと軽く前に落とす。
息を吸いながら両肩を回しいちばん高いところまで来たら、息を吐きながら両肩を引き下げる。
下げた肩甲骨をキープしつつ最後におへそと肩甲骨を引き寄せるイメージ。この姿勢を意識する。
3)TVを見ながらタオルを上げ下げして肩甲骨に刺激を
足を肩幅に開く。タオルがたるまないよう両手で引っ張りつつキープ。肩甲骨が寄ることで周りがほぐされる。
息を吸って上げ、吐いて下げる。下げるとき肩甲骨を寄せることを意識。20回×2セットが目標。続ければ肩甲骨のラインがでるように。
4)寝室に置いたストレッチポールで背中全体をほぐします
ポールに寝転がり小さく左右に動く。5~10分が効果的。背骨まわりの筋肉がゆるむ。
ポールに寝転がり、息を吸いながら、手を頭上に伸ばしながら回し、吐きながら床すれすれを通り一周。20回×2セット。肩こりにも◎。
ポールに寝転がり軽くお腹に力を入れ、床が手につくくらい、両手を左右に開く。10回×2セット。背中全体を鍛える。胸が開くことでリラックス効果もあり。
ポールを肩甲骨で挟む意識で両手を上げる。そこから片腕をさらに上へ伸ばす。逆も同じ。肩甲骨のラインが出る。目安は片腕20回。
VERY8月号「田丸麻紀さんの『自分でできる背中ケア』」
撮影/渡辺謙太郎〈MOUSTACHE〉(人物)、清籐直樹(静物)スタイリング/鈴木仁美 ヘア・メーク/清水ヤヨエ〈+nine〉 取材・文/澁谷真紀子 エクササイズ協力/瀬野佳津子〈ソラーチェ代官山〉