スイートルームを体験!世界で唯一の絶景を望む5つ星ホテル「リージェント香港」【美容プランナー西村直子連載54】

美容家・西村直子さんが巡るkokode Beauty「大人の香港美容旅」。宿泊は2023年11月にリニューアルしたばかりの世界有数のラグジュアリーホテル「リージェント香港」に。世界中の人々を魅了する、ビクトリア・ハーバーを望む優雅な空間は唯一無二。大人旅にふさわしく日々の喧噪を忘れさせてくれる癒しの時間を過ごせます。

尖沙咀のランドマーク的ホテルは、10年香港で暮らした経験のある西村さんにとっても、思い出を感じる場所だからこそ、新しく生まれ変わったリージェント香港でのステイをより一層楽しめたようでした。

<西村直子さんprofile>
医食同源に基づき、人生100年時代美容やライフスタイルの発信に人気が集まる美容家・西村直子さん。口にするもの、肌から取り込むもの、すべてにおける健康で美しくいるための知識と独自のメソッドはkokode Beauty「美をつくるもの」でも連載中。奇跡の52歳!美肌の持ち主として活躍の幅を広げています。Instagram/naoko_nishimura_

【INDEX】

ビクトリア・ハーバーに佇むランドマークホテル

1980年に開業したリージェント香港は、世界的に有名な建築家で先見的なデザイナーのChi Wing Lo氏による大規模改装により、世界最高峰の風格を備えた新たな姿に。リージェント香港のある尖沙咀(チムサアチョイ)エリアは、ショッピングモールの「K11 MUSEA」など新しい建物も増え、とても刺激的で世界中から注目が集まっています。

ホテルのエントランス奥にあるこちらの大理石の大階段は、元々のリージェント香港オープン当時からのアイコン。ウエディング写真を撮影するならここ、というホテル内の映えスポットでもあります。

 

安らぎと洗練を感じるクワイエットラグジュアリーなアート

ウォーターフロントにそびえるリージェント香港。香港の観光名所へのアクセスも便利で、車はもちろん、フェリー、地下鉄なども便利な立地。

 

リージェント香港に名を戻す前の「インターコンチネンタル香港」時代の入口にあった風水噴水はそのまま。入口の噴水の音で、都会の喧噪や日常の音を遮断する、というコンセプト。最高峰ホテルのインビテーションはここからすでに始まっています。

優しい光を放つ半透明オニキス製のチェックインカウンターが印象的。後ろに映る15メートルのデジタルアートLEDスクリーンではリージェント香港の再生をイメージした木炭の点火や輝き、湯煙がアニメーション化されゲストをお出迎えしてくれます。

 

ホテル内には香港のアーティストの作品がたくさん。こちらは水に浮かぶ植物をすべて銅で作り、錆びることの美学を追求したもの。

ロビーの壁面に存在感を放つこちらも、キュレーションされたローカルアートのひとつ。世界的に評価の高い作品がまるで美術館のように飾られています。

ホテルの扉をあけて初めに目に入ってくるのは、おもてなしの心を感じさせる素晴らしい装花。珍しい胡蝶蘭などが見受けられました。

「エントランスを入ってすぐ感動したのが、温かな光を放つ16枚のガラスレンガのスクリーン。『Golden Illusion(金のイリュージョン)』と呼ばれていて、あえて天井にシャンデリアを設置せず、床から天井まで届くシャンデリアのようなスクリーンによって魅惑的な世界を創り出しているそう。世界的に有名な建築家でデザイナーのChi Wing Lo氏の初のホテルプロジェクトということで、ホテルに一歩踏み入れた瞬間から、伝統を革新を感じるエレガントかつユニークなインテリアに圧倒されました」(西村さん)

パノラマがたまらない!コーナースイートハーバービュー

モダンラグジュアリーの最高峰といわれるにふさわしい、リージェント香港の大きなラップアラウンドコーナースイートを体験。広いリビングルームから独立したベッドルームへと続く、パノラマのビクトリア・ハーバービューは圧巻!心置きなく独り占めできました。リージェント香港の特徴的なインテリアの1つ、窓辺のデイベッドから眺めるビクトリア・ハーバーも格別です。

100 平方メートルの広々とした部屋の間取りは、リビングからバスルームへと続く、導線上の中央にベッドルームが。キングサイズのベッドから遮るもののないハーバービューを楽しめます。

大きな窓はまるでスクリーン。水辺に反射する光が綺麗な朝、そしてサンセットから100万ドルといわれる夜景まで、そこに映し出されるハーバービューは特別で価値ある風景です。

広々とした空間をさらに体感できるよう仕切りを設けず、視覚的にも窮屈さを回避した設計。流線状で滞りなくリビングからベッドルーム、そしてバスルームへといざなわれます。

バーカウンターでは様々なお酒を用意。オリジナルカクテルなどお好みで作って楽しむことができます。

ホテルプロジェクトを手掛けたデザイナーのChi Wing Lo氏は、インテリアデザイナーとしても有名。スタイリッシュな家具は座り心地、動きやすさを計算されたもので、部屋の内装や間取りと家具の絶妙なバランスは彼だからこそできたのだと実感。

バスルームは、窓からハーバービューが望める丸いジャグジーバスと独立したシャワールームを完備。夜はもちろん、朝風呂も気持ちよさそう!

ゆったり設計のダブル洗面台。

皮膚科医であるペリコーン博士が研究開発した人気の「ペリコーネMD」のアメニティが用意され、贅沢なひとときを演出。

こだわりのバスローブは肉厚になりがちな定番のものとは違い、着心地軽く吸収性に優れ、肌触りも優しいので、長時間着ていても疲れを感じさせない逸品です。

プラスのアメニティで、夜のスキンケアタイムが楽しみに

ターンダウンとともに、ミネラルを多く含むハンガリー温泉水を配合したスキンケアブランド「Omorovicza(オモロヴィッツァ)」がルームサービスで用意されます。美容好きの西村さんにとって、とても嬉しいサプライズだったよう。本格エステブランドのアイテムに思わず笑みがこぼれます。

「Omorovicza(オモロヴィッツァ)」の肌のキメを整えるコクのあるテクスチャーの乳液「イリュミネイティングモイスチャライザー 」〈左〉と、美白トリートメント「デイリー ビタミンC セラム」〈右〉で一日のお肌の疲れをケア。

夜の香港と言えばの「シンフォニー・オブ・ライツ」をお部屋から

ビクトリア・ハーバーの両側にある合計47の高層ビルとランドマークからサーチライト、レーザー、LEDライト、その他の照明効果を組み合わせた、光と音楽のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」。20時から約15分ほどのショーをお部屋から楽しめます。喧騒を離れ、目の前に広がる贅沢なライトアップを堪能して。

夜景を見ながらバスタイム

一面ガラスの大きな窓にせず、見る人のタイミングやマインドで変わる「円通」のような窓からは、見たい景色だけが浮かび幻想的!芸術的な夜景を眺めながらのバスタイム。香港のシンボリックなビル群に癒しとエネルギーをもらい、一方で興奮した気持ちもクールダウンできる静寂さ漂う完璧なバスタブを備えたホテルステイに大満足!リージェント香港はバスタイムもハーバービューを楽しめる贅沢な作りになっているお部屋が多く、客室の特徴にもなっています。

バスジェルやバスソルトなどのアメニティも旅先の楽しみの一つ。今回はアメニティの「ペリコーネMD」のソルトとシャワージェルを楽しみました。用意されたボディタオルもしっかりしていて肉厚。ふわふわのスリッパにも癒されます。

リージェント香港のコーナースイートハーバービューを体験してみて

「ホテルのデザインとインテリアはセンス溢れる一体感があり、まさにクワイエットラグジュアリーという言葉がぴったり。コーナースイートハーバービューは、エントランスからバスルームまで一続きのパノラマが広がり、ビクトリア・ハーバーを望む、香港のスカイラインを存分に生かす設計がされていて、大胆かつユニークです。客室内の設えは伝統を感じる落ち着きがあるので、安らぎを大切にホテルステイをしたい大人にとって絶好のお部屋と言えそうです。

またこちらにはインターコンチネンタル香港時代にも訪れたことがあり、スイートからのビクトリア・ハーバーの眺めは、私にとってまさに香港を体感する場所。香港に帰ってきたという嬉しさと懐かしさでハーバーを一望しながらジワっとくる瞬間がありました」(西村さん)

絶景インフィニティプールもぜひ楽しみたい

ビクトリア・ハーバーに面したインフィニティプール。プールに入りながら、香港島のビル群や行きかう船を眺めることができる貴重なスポット。

温水を含む3段階の温度設定エリアがあるので、プールでのんびり過ごす予定もホテルステイ中にしっかり計画がオススメです。水着を忘れずに。

プールテラスでは、スイミングプールを囲む居心地の良いデイベッドで飲み物や軽食が楽しめます。

リージェント香港特集、こちらもオススメ

リージェント香港 ホームページはこちらから

撮影/BOCO 取材・文/髙橋奈央 編集/倉石園子

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