JAMHA認定ハーバルセラピスト
雲川多紗

【Profile】
New Yorker と大阪人の大阪市出身ハーフ。
有機ハーブ＆スパイス販売店 Tasha to Hazuki 代表。

離乳食をきっかけに「子供に安全で美味しいものを食べさせたい。」気持ちから、ハーブ＆スパイスに目覚める。7年間ハワイの医大で勉強した経験も活かし、スパイス&ハーブ検定2級、スパイス&ハーブコンサルタント、ハーバルセラピストの資格を取得。
オーガニックスパイスとハーブの商品開発と使用方法や薬用効果を広く伝えるため有機ハーブ＆スパイス販売会社を立ち上げる。 現在は大阪市内にオーガニックハーブ園もオープンさせ、料理教室やワークショップを開催。インスタはこちらから

タンパク質を摂るために、流行っているサラダチキン。コンビニやスーパーでよく見かけるようになりましたよね。割とお高め、そして添加物も気になることも。鶏胸肉を買ったら自宅で簡単に作れます。しかも美味しくて身体にもやさしい。パサパサしないハーブを使ったサラダチキンのレシピです。

＜材料＞
・鶏胸肉… ２枚
・塩… 大さじ１
・エルブドプロバンス… 大さじ１
（タイム、ローズマリー、セージ、バジルなどプロバンス地方で採れるハーブを乾燥させてミックスしたもの。ローズマリーだけでもOK）
・エキストラバージンオリーブオイル… 1/4 cup

＜手順＞
1.鶏胸肉の皮をとり、耐熱性のジッパーバックに入れる
2.塩、エルブドプロバンス（ローズマリー）、オリーブオイルを足す
3. 鶏胸肉全体に2がいきわたるように揉む
4. 大鍋に水をたっぷり入れ、ジッパーバックごと鶏胸肉を入れる
5. ジッパーバックは浮いてくるので、上からお皿などを重石にして沈める
6. 強火で加熱し、お湯が沸騰すると弱火にする
7. 約20分ほど加熱し、定期的に鶏肉をひっくり返す
8. 鶏肉に火が通ったら火を止めて、お湯が完全に冷めるまでそのままに
9. 鍋から取り出し、ジッパーバックを切り開いたら完成

※耐熱性のジッパーバックは２重にするとお湯が入りません。
※塩の代わりに塩麹を使ってオリーブオイルを省くのもオススメ！

薄くスライスしてサラダにトッピングしたり、サンドイッチやパンにも合い、色々な料理に使えて便利です♡

多紗さんの過去の連載記事「新！アンチエイジングの合言葉♫飾りじゃないのよ！パセリは」で登場したパセリ！かなり身近なハーブですが、女性特有の悩みを解決してくれる心強いハーブでもあります。タブレサラダはまさしく飾りじゃなく、パセリをメインにした料理！暑い時期にもさらっと食べられます。復習レシピですが、ピクニック仕様に変更しました。

＜材料＞
・EV オリーブオイル：1/3 cup
・レモン汁：1/2個分
・塩：大さじ1/2
・胡椒：大さじ1/2
・ブルグル（細挽き）：1/4 cup
※ブルグルはクスクスと並んで良く売られています。
クスクスと違って茹でずに使えるので、触感も良く簡単です。
・紫玉ねぎ：1/4個分
・ガーリック：1斤
・シナモン：小さじ1/4
・イタリアンパセリ：2 cups
・スペアミント：1/4 cup
・トマト：1個
・ザタール：大さじ1
※中東料理に欠かせないミックススパイス、
輸入食材店のスパイスコーナーで探してみてください。

＜手順＞
1. ボウルにEVオリーブオイル、レモン汁、塩、胡椒、ブルグルを入れ、ブルグルが水分を吸収するまで置く
2. 別のボウルに微塵切りした紫玉ねぎとガーリックを入れ、シナモンと塩少々で和え、臭みが消えるまで置く
3. ブルグルのボウルに紫玉ねぎ、ガーリック、イタリアンパセリ、スペアミントを入れ、微塵切りにしたトマトとザタールを足して和える
4. 冷蔵庫で１時間冷やして完成！

ハーブチキンサラダと一緒にピタパンに包んだら、ピクニックに最適！パセリが苦手な人も爽やかに食べられます。

おもてなし料理の定番カプレーゼ。コロンと丸いプチトマトと一口サイズのモッツァレラチーズは、見た目に可愛くピクニック料理が華やぎます。

＜材料＞

・プチトマト
・一口サイズモッツァレラチーズ
・バジル
・塩胡椒
・松の実
・EV オリーブオイル
・バルサミコ酢

＜手順＞
1.プチトマト、バジル、一口サイズモッツァレラチーズに
塩胡椒、松の実、EVオリーブオイル、バルサミコ酢をお好みであえて完成！

火も包丁も使わずにとても簡単に簡単に完成。ピンチョスとして串に刺したらパーティーにも。

今回ご紹介したレシピは、ハーブを活用することで、材料と調味料を合わせることで、風味が良くなり、美味しくできるピクニック料理です。ハーブを使う習慣がない人にも、購入しやすいハーブでチャレンジしやすいです。パーティーのおもてなし料理としてもオススメ！

先日終わったばかりのハーブ＆スパイスガーデンでのイベント！そのために、ほぼ毎日ガーデン造りに精を出していました。外から入ってくるときにワクワクしてもらいたいので、入口にも私らしさにこだわり春は緑いっぱいに、秋には実がなるアケビをトンネルにしました。

本格的なランチから、おにぎりセット。摘みたてハーブのフレッシュハーブティーにスイーツも置いて楽しんでいただけました。次回は秋に開催予定です♪

写真／雲川多紗　取材・文／矢野真理子