―――よさの先生とアロマフランスとの出会いはどのようなものでしたか？

大人世代であれば経験されている方も多いと思いますが、40代後半頃、気持ちが不安になった時期がありました。“閉経”というものに、自分の美しさというか若さを失うことの共感を漠然と持っていて…。それに抗うかのように、さまざまなブログを読み漁り、行き着いたのがクレイでした。

―――「クレイセラピー」に興味をお持ちになったということは、もともと自然のケアを親しまれていたのですか？

はい、そうなんです。自然を生かしたもので老いを食い止められたらいいな、と思っていました。髪もヘナでカラーリングをしたり、髪を洗うのにも石鹸を使っていたり…。化学物質過敏症なので、自然界の恵みである「クレイ」には惹かれました。子どもの頃、住んでいたフランスにも親しみがありましたので、フランス人の前原ドミニック先生が始められたアロマフランスに興味を持ちました。先生のもとで学び始めて、クレイが体のメンテナンスや心を整えることに関わっていることがわかり、「面白そう！ さらに勉強したい！」と思ったのです。

―――よさの先生は、最初、「クレイ」を使ったどんなケアから取り入れたのですか？

髪を洗うことからでした。カラーリングで傷んだ髪に、汚れを吸着してくれるクレイを使ったらどうなるんだろうと思って…。そうしたらイイ感じで！ 2、3カ月使ってみたら、髪にも頭皮にも刺激がなくて、どんどんイイ感じの髪が生えてきました。その流れからクレイの道に入っていきました。

―――50歳からのスタートですね！とても素敵です。

―――先生にそこまで興味を沸かせた「クレイ」の魅力、カラダに良いと言われる所以を教えていただけますか？

クレイとは、粘土鉱物のことで、岩石が長い年月をかけて風化や変成を繰り返してできた鉱物です。クレイにはミネラル分が豊富に含まれているのですが、構造はすごく不思議で、常にマイナス電荷を帯びているという性質があります。なので、ホコリ、汚れ、汗、垢、菌、酸化した皮脂、膿、老廃物、放射能、花粉などのプラス電荷を帯びた分子を磁石のように吸い寄せて引きつけてくれるので、表面的な悪いものを取り除いてくれます。電荷を移動させるという反応にクレイはとても長けている。いらないものを取り除き、たくさんのミネラルを足してくれる素晴らしい自然の恵です。

アロマフランスでは下記のようなパワーを秘めているとお伝えしています。

―――想像以上にパワフルでした！

けれど、不思議とクレイの働きを感じない方もいますし、パワフルに働きクレイの良さを大きく感じる方もいます。その方の体質や体調などが関係してくるようです。

―――よさの先生が最初に出会ったクレイが「アロマフランス」のものだったとのことですが、他にもクレイを扱うブランドは多くありますよね。違いはなんでしょうか？

アロマフランスが契約している場所 フランス中南部・オーヴェルニュ地方のサンポリアン村の自然保護区で取れるグリーンイライトというクレイは、驚くほど純度が高いんです。2009年から数年をかけて、ドミニック先生がフランス各地に点在するクレイや採掘場を見て回り、５種類のクレイを選び、『アロマフランス　クレイ』が誕生したと伺っています。

クレイはもともと、工業用やペットのトイレの消臭用、家畜の腸内改善に使われていたのですが、アロマフランスのクレイは純度がとても高かったため、方向転換して、医療や美容、健康維持のために使うようになったと聞いています。アロマフランスの各クレイの鉱物構成の割合は80％以上。一番純度の高い「ホワイトカオリン」では98–99％です。ここまで純度の高いものは稀有な存在なのです。

アロマフランスのクレイが採掘できる自然保護区とは、フランス政府に指定されている保護区で、周辺には原発、産業処理場、民家、工場などが一切なく、環境を保全している場所。環境で汚染されていないという点も特徴ですね。

多数あるメーカーの中でもそれらを言い切る会社はとても珍しいんですよ。なので、これはアロマフランスの強みですね。

あとは、粒子が細かくサラサラなのもアロマフランスならでは。中には水に濡らして肌にのせた時に異物感を感じることもあるんです。アロマフランスはそういったことがないのでクオリティの高さを本当に感じます。２ミクロンという本当に細かい粒子の大きさなんですよ。

ーーークレイのパワーや他にはないアロマフランスの魅力を知ることができました。次回は使い方や多数あるクレイの種類について伺わせてください。ありがとうございました！

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