【成分図鑑「コエンザイムQ10」】健やかな肌の必須成分
名前をよく聞く有名な美容成分でも、実は何に効果があるかきちんと知らないことってありませんか?例えば「透き通る肌」と一言で言っても、トーンアップからシミケアまで期待する効果は多岐にわたって、何を使うのが良いのか悩んでしまいます。そこで、美肌効果があると言われる美容成分を、何に一番効くのか、どんな成分と一緒に使うと効果的で、どんな注意事項があるのかなど、成分ごとに掘り下げて探っていきます。
第22回目の今回は、健康食品やサプリメントとしても有名な「コエンザイムQ10」をご紹介します。
肌の栄養ドリンク「コエンザイムQ10」
コエンザイムQ10は、細胞内のミトコンドリアに存在し、高い抗酸化力とエネルギー生産力を持つ補酵素です。
私たちの臓器や筋肉などを動かすなど生命活動のエネルギーを作る元となるのがATP(アデノシン三リン酸)。コエンザイムQ10はそのATPの生産効率を高めて生産量を増やし、細胞を活性化する重要な役割を担っています。細胞が活性することで新陳代謝が促進されますので、結果、肌の生まれ変わりや細胞などのダメージの自己修復を助けてくれます。
コエンザイムQ10は年齢と共に低下しますので、補給することで40~50代のアンチエイジングに効果を発揮します。
美容液
コエンザイムQ10によって細胞が活性化されると、ターンオーバーが正常化されるので美肌に繋がります。また、細胞に存在するメラニン色素が肌表面まで押し出され美白効果も。血液循環も良くなるので、肌のバリア機能もアップして、様々な肌トラブルの予防にもなります。
コエンザイムQ10が最高濃度で配合されているものをセレクト
コエンザイムQ10の配合濃度は、医薬部外品などを除く一般の化粧品の日本国内での上限は、厚生労働省によって0.03%と定められています。そのため、最高濃度で配合されているものを選ぶのがベスト。最高濃度をうたっているアイテムを見つけてみて。
油溶性のお手入れの前に
化粧水で整えた肌に、顔全体もしくはエイジングサインが気になる部分に塗布します。その後、油溶性の乳液やクリームなどを塗りましょう。
コエンザイムQ10は縁の下の力持ち! 単体ではなく相性の良い成分と一緒に
コエンザイムQ10は単体で使って効果を発揮するというよりは、一緒に使う美容成分をパワーアップさせるのに力を発揮します。肌がくすみやすい人はビタミンCと併用すると、コエンザイムQ10の抗酸化作用によってビタミンCの消費を予防してくれるので効果的です。ふっくら弾力肌を目指したい人は、コラーゲンやレチノールとの併用がおススメです。
注意点は特にないので、1年中安心して使えます。
ユビキノン
教えてもらったのは…
オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト
大手下着メーカー、キャラクタービジネスなどを経て美容業界へ。美容に関わって31年。マテリアプリマはその知識を駆使し、必要な物を、必要な時に、必要な量と届けられるようにとの思いで作ったブランド。趣味はカーレースで、国内A級ライセンスを所持。
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M(moisture)、W(bright&luminous)、A(aging-care)、R(return to beauty)の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。
マテリアプリマ A02 コエンザイムQ10
30ml¥8,800