【成分図鑑】潤い美肌に欠かせない「ヒアルロン酸」

2020.09.10

名前をよく聞く有名な美容成分でも、実は何に効果があるかきちんと知らないことってありませんか？例えば「透き通る肌」と一言で言っても、トーンアップからシミケアまで期待する効果は多岐にわたって、何を使うのが良いの悩んでしまいます。そこで、美肌効果があると言われる美容成分を、何に一番効くのか、どんな成分と一緒に使うと効果的で、どんな注意事項があるのかなど、成分ごとに掘り下げて探っていきます。第二回目の今回は、プルプル肌に欠かせない「ヒアルロン酸」をピックアップ！

驚異の保湿力を発揮する「ヒアルロン酸」
保湿成分の代表選手であるヒアルロン酸。その保湿力は、たった1ｇで6Lもの水分を抱え込むことができます。真皮の主要構成要素はコラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸ですが、家で例えるならばヒアルロン酸は壁、コラーゲンは柱、そのふたつを打ち付けているのがエラスチンです。たっぷりと水分を含んだヒアルロン酸は、プルプルのクッションのような働きをして肌に弾力を与え、若々しく美しく見せてくれます。

化粧水、美容液、乳液など

ⅰ 透明感アップ
朝の肌は透明感があるのに夕方にはくすんでしまうことがありますよね。それは水分量の減少が原因！ヒアルロン酸はたっぷりの水分を保持して、一日中肌を綺麗に見せてくれます。
ⅱ 弾力アップ・小じわケア
クッション材のような働きをしてくれるヒアルロン酸は、肌に弾力を与えてモチモチの若々しい肌へと導いてくれます。そのため、肌がしぼむことでできてしまう、小じわの改善にも効果が期待できます。
ⅲ アンチエイジング
ヒアルロン酸は自ら体内で作り出すことできますが、残念ながらその生産量は年齢と共に減少してしまうため、補ってあげることが必要です。加齢による乾燥を防ぐために油分を補給する人もいますが、まずは真皮に水分を補ってあげることが重要！油分は水分が失われないよう蓋をする役目を担います。

3大保湿成分がバランスよく配合されているものを選んで
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が肌の3大保湿成分です。この3大保湿成分が揃うことによって、肌は綺麗に見えます。そのため裏面の成分表示をチェックして、3大保湿成分が上位に含まれているものを選びましょう。
※成分表示は、基本的には配合量の多いものから順に記載されています。

さらさらした水溶性のスキンケアの最後に！
ヒアルロン酸は、きちんと洗顔の後に化粧水で肌を整えて、水溶性のものでのお手入れの最後に使います。例えば、化粧水の後に水溶性の美容液を使っているなら、その美容液の後がヒアルロン酸。もし油溶性の美容液ならその前にヒアルロン酸コスメを取り入れてください。
ポイントは、1回の使用量を3回に分けて使う事！一度に肌に乗せても肌に入っていかないので、例えば、1回3プッシュならば、1プッシュ×3回に分けて使います。毛穴は下を向いているので、下から上にハンドプレスで入れ込んであげてください。

保湿成分のＷ使いで効果アップ！
セラミドと使うのがベストです。ヒアルロン酸とセラミドが両方入った化粧水などを使っても良いですし、セラミドを化粧水代わりに使って、最後にヒアルロン酸で膜を作るのも効果的です。

注意点は特にありません。一日中いつでも安心して使えるのも嬉しいポイントです。

ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、加水分解ヒアルロン酸

教えてもらったのは…

株式会社チェントトレンタ代表取締役

大橋功さん
オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインンストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト

WHAT’S materia prima

マテリアプリマってどんなブランド？
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M（moisture）、W（bright＆luminous）、A（aging-care）、R（return to beauty）の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。