今っぽ”ゆる巻き”はストレートアイロンで作る!

ストレートアイロンは、髪をストレートにするものだと決めつけていませんか? カール強めの巻き髪より、空気感をはらむようなニュアンスヘアが今っぽい昨今。実は、ストレートアイロンが今っぽゆる巻きヘア作りに最も使えるんです!


ジャケット、シャツ、ピアス、リング (すべてスタイリスト私物)

カールしすぎないから今っぽい!
ストンと落ちるゆる巻きは
ストレートアイロンの得意技
コテで作った巻き髪のような甘さはなく、今年流行のハンサムジャケットスタイルによく合う、程よい女らしさ。セルフヘアスタイリングで、多少ラフになってしまっても、それが絶妙なニュアンスになり、全方位どこから見ても落ち着いた大人っぽさが 醸し出される。きっちり巻かないって、今っぽいしラクだし、いいことずくめ!

ストレートアイロンの
基本の使い方
90°回転させたらまっすぐ引っ張る!

使い方 〝巻かない〟のがコツです
〝髪を巻く〟と言うとどうしても巻きつける イメージがあるけれど、それはNG!毛束をアイロンで挟んだら、手首を軽く捻って90° 回転。そのままテンションをかけながら、下方向にアイロンを滑らせます。

HOW TO
クルクルのリボンテープを作る感覚でテンションをかけて引っ張るだけ!

髪全体は、挟んで捻って、引き滑らせる
①毛束を少しずつとり、アイロンで根元を垂直に挟み、ヘッドを90°内側に捻る。そのままテンションをかけながら素早く下方向に滑らせる。これを髪全体にほどこします。

耳下、首まわりの束は前方に引っ張る
②カールが溜まって、ごちゃついて見えがちな部位なので、垂直に挟んだら、外側に手首を捻り、前方に引っ張ります。胸元に毛束を逃がすと顔まわりがスッキリします。

トップ部分は、上方向に引っ張る
③基本的に全体を下方に引っ張るため、自ずと根元はつぶれがち。だから、全体を巻き終わった後に、トップ部分は、上向きにテンションをかけてふんわりと立ち上げて。

手グシを根元から入れて毛束をほぐす
④全体を巻き終わったら、指を根元に入れて、わしゃわしゃっと毛束を揺 らしながらほぐし、空気感ある髪に。程よいボリュームのこの無造作な感じが、今っぽさのカギ。

<NG>
コテに巻きつけちゃダメ!!

 


『美ST』2019年12月号「”今っぽ”ゆる巻きのルールは「ストレートアイロンを使う」だけ!」より
撮影/渡辺謙太郎(MOUSTACHE) ヘア/左右田実樹 メーク/ONO AIKO(angle management) モデル/松田珠希 イラスト/長谷川ひとみ

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