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大切な人のために、知ってほしい「乳がん検診」<木下貴之医師 監修>

by バルドゥッチ 淳子(トレスマリア クリエイター)2019.10.01

kokode Beauty(オリジナル)

こんにちは。トレスマリア クリエイターのバルドゥッチ淳子です。 前回は「女の子のデリケートゾーン」についてお話させて頂きました。10月は乳がん月間。今回は「大切な人のために、知ってほしい「乳がん検診」<木下貴之医師 監修>」についてのお話です。マンモは痛いって聞くし、男性医師だったらどうしよう、検診に行くべきだとわかっていても忙しいし、、、という女性は多いですよね。そこで、みんなが気になっている乳がん検診や日々の生活のヒントについて、木下貴之医師にお伺いしました。

Question
早期発見の方法を教えてください!
乳がんは、体表にあって自分自身で触ったりして見つけることができるがん。30代~50代という女性が家庭や仕事で忙しい時期にもかかるんです。
〇 セルフチェック
生理が終わって数日後、乳房のハリがとれてから、月に1回のセルフチェックを習慣づけましょう。乳房は、触り方によって、しこりや硬さが変わるので、変化に気づきやすくしておくのが良いですよ。
〇検診
年1回のマンモとエコーの検診を受けるのが良いでしょう。

Question
マンモは痛いらしいから、エコーを選択している女性が多いけれど、本当はどちらがよいですか?
基本は2年に1回のマンモによる検査となっています。でも、マンモで見えるがんもあるし、エコーで見える小さながんもあるから、マンモとエコーの双方を受けるのが良いですね。早期発見のためには、1年に1回、両方受けるのがベストでしょう。

Question
乳がんになりやすい体質や習慣はありますか?
エストロゲンという女性ホルモンの刺激を受けるので、その影響を受ける期間が長い方が、乳がんのリスクは高まるんです。だから、妊娠・出産していない人がかかりやすいと言われているんですね。また、食生活の欧米化によっても、乳がんのリスクはアップしています。乳がん罹患者は、欧米では8人に1人、日本では11人に1人と言われていて、日本やアジアでは増加傾向にありますね。

Question
乳がんにかからないための生活のヒントがあれば教えてください!
バランスよく食べ、適度な運動をして、規則正しい睡眠が大事かなぁ。ストレスもためないようにね。

 木下貴之医師からのメッセージ
早期乳がんの場合は、できるかぎり切除する範囲を狭くしたり、或いは切除しない方法が検討されています。1.5cm以下の小さな乳がんで見つかれば、切らないで、超音波で見ながら針を刺して通電することで、がん細胞を焼き殺すこともできるんです。『ラジオ波熱焼灼療法』といって、ほんの5~8分で治せるんですよ。早期発見によって、針の傷だけで済む場合もあるんです。だから、毎月のセルフチェックと、年に1回のマンモとエコー両方の検診を受けて、早期発見をすることが大切ですね。

(写真)『ラジオ波熱焼灼療法

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女性のがんでもっとも多い乳がん。乳がんは増え続けていて、日本での罹患数は11人に1人。30歳位から増え始め、発症のピークは40代後半から。小さなしこりの段階で見つけて治療することができれば、90%は完治可能。5~10%が遺伝性と考えられている。

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「家系に乳がんはいないから大丈夫」と過信していた私も、3年前に検診でひっかかって以来、半年に一度、木下貴之医師のところに通っています。診断の説明は難しいことや不安なことはなく、簡潔にしてくださって、あとは「最近お仕事どう?一人でお仕事を抱えないで、たくさん寝るんだよ。半年後、ちゃんと検診にきてね~。」って明るくおっしゃるので、毎回楽しみに会いに行っている気がします。そして、万が一の時は、『ラジオ波熱焼灼療法』を受けられればと思っています。婦人科系は特に、「私」に寄り添ってくださる信頼のおける医師に定期的に診て頂けたら安心ですね。忙しくても、大切なひとのために年に1度の乳がん検診を。そして毎月のセルフチェックも取り入れていきましょう。

今回は、「大切な人のために、知ってほしい「乳がん検診」<木下貴之医師 監修>」でした。次回は、乳がんを経験された女性たちからの体験談やメッセージ「乳がんを経験して(vol. 1)Mさん40代」のお話です。

 

今回お伺いしたのは……

副院長 乳腺科 木下貴之 医師
東京都出身。慶應義塾大学医学部卒業。米国テネシー大学留学後、国立がん研究センター中央病院 乳腺外科 科長などを経て、現在、国立病院機構 東京医療センター 副院長に就任。これまで世界中より多くの乳がん患者さん達を受け入れ、「完治を目指す」を目標に自ら数千人もの乳がん手術を実施。一方、「切らずに治す乳がん治療」、「抗がん剤治療中の脱毛予防機器」、「アピアランス支援体制」などを開発・導入し、患者さんが早期に安心して社会生活に復帰することを支援している
【資格・役職】外科学会 指導医、専門医/日本乳癌学会 指導医、専門医、認定医/日本癌治療認定機構 暫定教育医/日本癌治療認定機構 がん治療認定医/マンモグラフィ読影A認定医/乳房再建エキスパンダ- インプラント責任医師/日本乳癌学会評議員/乳癌診療ガイドライン委員会副委員長/UICC乳がんTNM国際分類エキスパートパネル


■独立行政法人国立病院機構 東京医療センター
東京都目黒区東が丘2-5-1
電話: 03-3411-0111

 

バルドゥッチ 淳子(トレスマリア クリエイター)

バルドゥッチ 淳子(トレスマリア クリエイター)

1977年東京都生まれ。アルゼンチン人と結婚。米国UCバークレーエクステンション卒業後帰国。商社、大手国産化粧品会社の国際部に所属し、世界の有名百貨店におけるブランドローンチや育成に従事する。グローバル体験を通じて、日本の美容の盲点に着目し、日本発デリケートゾーンのお手入れブランド『トレスマリア』を設立。http://www.tresmaria.com/

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