連載 Vol.20 自分も周りも嬉しい!香水使いを取り入れてもっと香り上手になりたい
ブルーベル・ジャパンPRの佐藤さんに、
なりたい自分に後押してくれる香りを選んでもらった石井さん。
今回はずっと気になっていた香りのレイヤード方法を中心に
使い方のコツを教えてもいました。
使い方次第でもっと楽しみが広がる
奥深き香りの世界
佐藤さん:前回は、なりたい自分へと後押ししてくれる香りの選び方をご紹介させていただきましたが、楽しんでいただけましたか?
石井さん:はい。キーワードから選んでもらうというのは初めてだったので面白かったです。
佐藤さん:ありがとうございます。今までご紹介したように香水は選び方も大切なのですが、纏い方でももっと楽しめるんですよ。
石井さん:そうなんですね。実は私もたくさん香水は買いそろえていても、香りをレイヤードして使ったことがなくて……。
佐藤さん:香水の基本的な使い方としては、石井さんのように1つの香りを纏うほうが、その香水そのものが描く世界観を純粋に楽しめると思います。というのも調香師がさまざまな香料を1本にまとめあげた作品のようなものなので、むやみに重ねるのはオススメしていないんです。
石井さん:そうなんですね。
佐藤さん:ただ、なかにはレイヤードがしやすいブランドがあったり、重ねることで効果的に香りを纏うこともできたりします。そのポイントを今日お伝えできればと思うのですが、他にも1本の香水でアピールの仕方を変えて楽しめる方法があるんですよ。
石井さん:おもしろそうです。どう使うんですか?
佐藤さん:香水をつける体のパーツを変えるだけなんですが、石井さんは普段どこに香水を纏うことが多いですか?
石井さん:足首あたりに纏うことが多いですね。
佐藤さん:足首はさり気なく香らせることができるパーツなので、食事のときや控えめに香らせたい日にはぴったりですね。石井さんは予定に合わせて香りを使い分けていらっしゃるので、さらに纏うパーツも変えてみてはいかがでしょうか?
石井さん:ぜひ取り入れたいです。きっと、みなさんも手首やうなじなど、なんとなく決まった場所につけていることが多いと思います。
佐藤さん:たしかに纏い方まで意識されている方は少ないかもしれませんね。ブルーベル・ジャパンで提案している香水を纏う基本のパーツはウエストです。それより上、たとえば肩などに纏えば香りで印象づけることができ、下に纏うと柔らかく香らせられます。いつも使っている香水も纏うパーツを変えるだけで楽しみの幅が広がりますよ。
石井さん:そうですね。香りの纏い方もマスターして、もっと香りを楽しんでいきたいです。ありがとうございました!
ブルーベル・ジャパンPR佐藤さんによると、香りのレイヤードには大きく2つあるそう。
1つは同じ香りを香水とは別のアイテムで重ねる方法。
そして、もう1つは同じブランドの異なる香りをミックスさせるもの。
今回は、レイヤードを楽しんでみたい石井さんにその方法を教えてもらいました。
メークでも下地を使うことでファンデーションが綺麗にのるように、香水を纏う前にシャワージェルやボディオイルなどを使うことで香りが長持ちします。ボディクリームなら肌の保湿もばっちりできて、肌と香りの密着度を高めてくれます。香りだけが主張することなく、まろやかに長時間優しく香らせることができます。
今回ピックアップした「クリーン リザーブ」は、香りの構造がシンプルでレイヤード使いも楽しめるブランド。なかでもベースに使いやすく、肌のぬくもりを感じるようなムスキーな香り「スキン」に、石井さん好みの清潔感のある「アクアネロリ」の香りを重ねてみました。女性らしい温かさと親しみやすい爽やかさが両立したオリジナルの香りに。
今まで、贈り物に嗜好品は避けてきたという石井さん。
それぞれ好みがある香りですが、
相手の好みに合わせて贈る選び方とおすすめアイテムを
佐藤さんに紹介してもらいました。
自分も相手も嬉しい香りの贈り物
相手の喜ぶ顔を想像しながら選ぶ時間は心のこもったプレゼントになりますよね。好みが分かれる香りのアイテムも、使うたびに気分が上がる香り立ち豊かなものなら喜んでもらえるのではないでしょうか。香りの好みは、相手のファッションや自宅のインテリアの雰囲気なども参考になりますし、好きな料理から探ってみる方法もあります。実は人間の嗅覚と味覚の好みは似ている傾向があり、たとえばエスニック料理好きはオリエンタルな香りや、和食好きならすっきりとした香りが好き……などひとつの指標にも。ぜひプレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
私の生活になくてはならない存在の香りアイテム。そんな大好きな香りについて新しい知識や、香りの国フランスの文化も学ぶことができて楽しかったです! ずっと気になっていたレイヤードも、実は香水と同じ香りのボディクリームと重ねることで香りを長く楽しむ方法があると知り、明日からでも取り入れたいと思いました。
撮影/平井敬治<人物>、石澤義人<静物>
ヘア/SATOMI(cheka.) 取材・文/高橋奈央 デザイン/瀬尾侑平 協力/UTUWA
*記事内の商品金額はすべて税抜きです。
<商品のお問合わせ先> ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部0120-005-130