連載 Vol.6 コミュニケーションを彩る「私と香り」の結びつき
コミュニケーションにおいて、自信をつけてくれる存在だったメークやヘア。
一方で香水が石井さんに与えるものとは?
連載第6回は石井さんと香水の関係について伺いました。
私の頼れるパートナー
「香り」との付き合い方
香りは目に見えないけれど、メークやヘアと同じように私を上向かせてくれるアイテムです。また、香りの作用で気持ちをコントロールできることも。例えば、難しい打ち合わせに臨まなくてはいけないときは、元気づけられる香りを纏うことで、より前向きに取り組めます。
他にも気分を盛り上げたいときにはテンションを上げてくれ、お家でまったりしたいときはよりリラックス感を誘ってくれます。
そんな香りの魅力に気がついてから、こういう気分になりたいという視点で香水を選ぶようになりました。香りは私を後押ししてくれる存在であり、生活に欠かせないものなのです。
いま使っている香水は3本ほどありますが、そのなかの1本「DAWN Perfume」のプロデューサー・杏 喜子さんが行っているスキンタイプ診断を受けたことがあります。人の肌は元々香りを持っているそうなのですが、私の肌はSWEETに分類され甘い香りを持っていることがわかりました。つまり、甘い香りを纏うと相まって、酔ってしまうほど甘く香ってしまうのだとか。そのことを知って以来、より注意を払うようになりました。
また、意外と見落としがちですが、香水以外にもシャンプーや化粧品、洋服の柔軟剤からも香りは漂います。案外その香りが強く残ってしまうこともありますよね。格式の高いレストランにお出かけする際や妊婦さんと会う時、病院に出かける時は特に“香りの強さ”にも気を配らなくてはいけないなと思っています。特別な日でなくても、強い香りは電車や社内などで周りに迷惑をかけてしまいますよね。私もサロンワークの日は香水を控えています。香水をつけるときには、優しく香らせるため肌に直接つけずに空中にスプレーしたところをくぐるように。足元につけるのも、ほのかに香らせられるのでオススメです。
自分にとっては心地よい香りでも周りの人には不快なこともあることを念頭に置いて、つける量や場所に気を付けるのはマナー。
香りは上手に付き合って味方に付ければ、自分を手助けしてくれる存在になってくれると思いますよ。
石井さんと切っても切り離せない関係の3本の「香り」について。
シーンや気分に合わせてどう使いわけているのか教えてもらいました!
- 自分の肌が持っているいい香りを引き出す香水。
気づかれるかどうかのほのかに香るので、お食事など気を配らなくてはいけないときは迷わずこれ。私にとってなくてはならない香りで、もう5、6本リピート。 - ムスクはフェロモンの香りと言われていますが、これはユニセックスでも使えるくらい、すっきりとした爽やかさがある香り。
男性を惹きつけるためではなく、お仕事相手が男性の時に違和感なく距離感を縮めるために使っています。香り好きの男性なら会話のきっかけにも。FUEGUIA 1833 Muskara Phero J 100ml¥33,800(FUEGUIA 1833 東京本店) - アンバーや白檀が入ったお香のような心落ち着く香りです。
自分が傷心している時や疲れている時にも身に纏う香りで、女子会などお悩み相談を受けるときのお出かけにもいつもこの香りを選びます。
温かい雰囲気もあるので、寒い季節にもよく合う香りです。セルジュ・ルタンス アンブルスュルタン<オードパルファム> 50ml ¥13,000(ザ・ギンザ)
撮影/前田 晃(MAETTICO)<人物> 、清藤直樹<静物>
ヘア/大野朋香(air) デザイン/瀬尾侑平
<商品のお問合わせ先>
ザ・ギンザ0120−500824 DUDE☎︎03−5458−3085 FUEGUIA 1833 東京本店☎︎03−3402−1833