【アーユルヴェーダ的】女を格上げする「オイル美容」
肌ケアで1番大切なのは“保湿”だということはご存知ですよね。
乾燥はシミ、シワだけでなく日焼けもしやすくなるのでシミやソバカス、さらにたるみまで引き起こしてしまう、私たちの大敵です。
【アーユルヴェーダと「オイル美容」の歴史】
インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」でも、細胞が乾燥することが老化を引き起こすと考え、保湿を重要視してきました。
アーユルヴェーダの古典書には「オイルマッサージを毎日行うと、滑らかで美しく丈夫な肌になり、引き締まった身体になり、体力が増して、加齢の影響を受けにくくなる」と書かれているほど。
3千年前、アーユルヴェーダにはアンチエンジング科が存在しており、そこでも「オイル」は大切に使われてきました。
【あなたにぴったりのオイル、見つけましょう】
オイルも、アーユルヴェーダの視点で見ると、体質によってオススメの種類が変わります。
あなたにぴったりのオイル、ご紹介します!
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ヴァータ(風のエネルギー)体質の人のオイル
ヴァータは乾燥、冷たい、軽い、よく動く、という特徴を持ちます。
そのため、ヴァータを抑えるために、逆の性質を持つ「湿性、温性、鎮静、重さ」のあるオイルが合うのです。
【スイートアーモンドオイル】
スキンケアにはもちろん、口に入れるのもオススメ。
寝る前にティースプーンひとさじ舐めれば、神経をなだめて眠りにつきやすくしてくれます。
他にはあんず油、くるみ油、ホワイトセサミオイル、アボカド油でマッサージしてみましょう。
アロマオイルなら、「甘い、酸っぱい、温かい」性質を持つ
ローズ、パチュリ、オレンジ、シナモン、サンダルウッド、ブラックペッパー、ジンジャー、バジル
などをお好みでブレンドしてみましょう。
ピッタ(火のエネルギー)体質の人のオイル
ヴァータは熱い、鋭い、湿っているという特徴を持ちます。
そのため、ピッタを抑えるために、逆の性質「冷性、乾燥、鎮静」を持つオイルが合うのです。
【ココナッツオイル】
ココナッツウォーターなどで近年大注目!体にため込んだ熱を優しく取り去ってくれます。
また熱しても変質しないため、トーストに塗ったりと料理にも気軽に使ってみましょう。
他には亜麻仁油、月見草オイル、オリーブ油でのマッサージもおすすめです。
アロマオイルなら、「甘い、渋い、苦い」性質を持つ
カモミール、ラベンダー、ライム、クラリセージ、フェンネル、クミン、アンジェリカ、ジャスミン、イランイラン
などをお好みでブレンドしてみましょう。
カパ(水のエネルギー)体質の人のオイル
カパは湿っている、冷たい、重く、遅い、という特徴を持ちます。
そのため、カパを抑えるために、逆の性質を持つ「冷性、温性、軽性、刺激性」のオイルを使いましょう。
【ホワイトセサミオイル】
温める効果が高いため、マッサージオイルに合います。
「ホワイトセサミオイル」をわざわざ探さなくても、スーパーで売っている無臭無色の「太白ごま油」で問題なし!コスパも完璧なので、贅沢にたっぷり使いましょう。
気をつけたいのが、カパタイプはただオイルを塗ると「体が重くなってしまう」人も。そんな人は絹の手袋でマッサージする“ガルシャナ”もオススメ。
手袋をして軽くマッサージするうちに、余分なものは削ぎ落してしっとりツヤ肌になりますよ。
他にはコーン油、ひまわり油、マスタードオイル、でマッサージしてみましょう。
アロマオイルなら、「辛い、渋い、苦い」といったちょっと刺激のある性質を持つオイル
ライム、ジュニパー、クミン、ジンジャー、クローブ、ユーカリ、ブラックペッパー、タイム
などを、お好みでブレンドしてみましょう。
肌に、髪に、そして香りも、内側からも、
オイルはオンナの心強い味方。
アーユルヴェーダの知恵を使って自分に合うオイルを見つければ、効果は絶大。
あなただけのオイルを探してみてくださいね。