寝ぼけ顔⇒美人顔の秘密は、「隠しライン」
今、人気のナチュラルメーク。だけど、単なる地味or手抜きに見えている可能性も……。そこでCLASSY.6月号では、「ナチュラルメークこそきちんと仕込まないとダメ!」と警告。ぼんやり寝ぼけた顔がパッと目覚める「隠しライン」の引き方をご紹介します。下の写真の通りに、ベースメイクはそのままでもラインをサッとプラスだけで、さりげなく、でもくっきり立体感のある美人顔に変身できますよ。
隠しラインは、①目尻と目頭 ②涙袋 ③眉から鼻のライン ④口元の4パーツに効果的に入れるのがポイント。どのパーツにも局所的にやりすぎない程度でOK。それではさっそく、隠しラインの入れ方をレクチャー!
HOW TO MAKEーUP①
①さりげなく目幅を出したいので、上目尻1/3にラインを引く。目尻は水平に5ミリほど伸ばす。
②目尻のラインはスッとぼかしてなじませ。目尻のくぼみやまつ毛の陰影っぽく演出。
③まつ毛と粘膜の間をしっかり埋める。その後、上ラインは目立たないようにかなり細めに引く。
HOW TO MAKEーUP②
①下目尻1/3のまつ毛の根元にラインを引く。目尻の陰影っぽく見せたいので目尻側を濃い&太いグラデーションに。
②ベージュのペンシルで涙袋に黒目の幅でラインをプラス。涙袋の中心にツヤと明るさを足すことで、ぷっくりとした立体感も。
HOW TO MAKEーUP③
①眉間にTの字でハイライトを引いて、指でトントンとなじませる。横は眉間の幅、縦は両目の間までの、かなり狭い範囲でOK。
②さらにハイライターで目頭のCのくぼみにツヤを足す。この部分の肌がフレッシュに輝いていると、目元ののっぺり感が軽減。
③ノーズシャドウで眉頭に陰影を足す。眉頭から骨に沿って1センチほどラインを引き、指で広げないようにトントンとぼかす。
④さらに眉下に陰影ラインを足す。中央から眉尻のやや凹んだ部分に水平にラインを引き、眉と目の間を狭くみせて。
HOW TO MAKEーUP④
①ほうれい線とつけ根の影と小鼻の赤みをコンシラーでカバー。小鼻の横に猫のひげのようにラインを引いて、スポンジでトントンとなじませ。
②さらに口角を“くの字”に囲む。口角にたるんだ影があると老けて見えたり、無愛想に見えるので明るく整えておくのが正解。
③ハイライトで上唇の山にツヤを足す。上唇がめくれたように見え、鼻と唇の距離が縮み、口元がきゅっとしまった印象に。
④シャドウライナーで、下唇の中央に、陰影ラインを足す。下唇がプルンとみえて、ふっくら感がUP。
出来上がり♡
どうですか? 「隠しライン」を仕込めば自然なツヤと陰影でキュッと小顔に。立体感もあって一気に美人顔!
2015年 CLASSY.6月号「『隠しライン』で寝ぼけた顔がパッと目覚める!」撮影/松永 望(Super Continental)、草間智博 モデル/三枝こころ ヘアメーク/AYA(LA DONNA)スタイリング/菅沼千晶 取材/亀井友里子 編集/前田章子