女性ホルモンとフィトテラピー〜仕組みについて知ろう〜

 

女性ホルモンの仕組みについて

女性ホルモンの正常な周期は25〜28日と言われており、月経周期は次の4つに分けられます。

卵胞期

排卵期

黄体期

月経期

生理が終わった後の卵胞期は美肌の時期で、一番体調が安定する時でもあります。新製品をお試しするならばこの時期がおすすめ。排卵期も一時的とはいえ、痛みが出やすい人もいますし、肌荒れを起こすという人もいるようです。黄体期は栄養を溜め込みやすいので、肌ににきびができやすかったり、むくんだり、PMS(月経前症候群)など、メンタル面でも不調が現れるという人が多いようです。こういう時期は刺激の強いものは避け、できるだけリラックスをするように心がけましょう。

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こうしてみると、美肌で生き生きできる日にちというのは少ない事がわかります。仕事をする女性が増えた今、女性の負担も大きくなっています。こういった月経周期を頭に入れながら過ごす事も必要な事かもしれないですね。

 

女性の脳と卵巣の連携が重要

女性ホルモンは、脳から命令を受けて卵巣で分泌します。つまり、脳と卵巣の連携がうまくとれていることが、順調な月経周期を保ちます。脳にストレスを受けると、月経周期が乱れたり、トラブルが増えるのは、脳の視床下部というところが感情を司るところでもあるからです。女性はストレスに弱いと言われるのはこのため。日頃からストレスを和らげるように心がける事が重要です。

不調

ホルモンの材料はあぶらである

10代の年頃の時、ダイエットをした過去がある方は多いのではないでしょうか。これ、実は女性ホルモンにとってはとても危険な事なのです。というのは、過度な食事制限をすると、ホルモンの材料であるコレステロール、つまりあぶらが摂取できずに、生理が止まってしまうケースがあるからです。乱れた月経周期は、月経前症候群(PMS)の発症の原因となり、ゆくゆくは産後ウツや更年期症状へとつながる可能性があります。過激な食事制限は絶対にしないようにしてください。

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