アーユルヴェーダ的「冬の快眠法」で睡眠負債も防げる!
前回チェックした皆さんの体質(ドーシャ)。
このドーシャは、季節とも深く関係しています。
では冬は何のエネルギーが上がるのでしょう?
冬は冷たくてカサカサ乾燥しますよね。これはまさにヴァータ(風のエネルギー)と一致します。
つまり、冬はヴァータが高まる季節。どの体質の人でもヴァータ特有のトラブルが起こりやすいのです。
なかでも、ヴァータが増えると睡眠の質が下がるといわれており、知らず知らずのうちに眠りが浅くなり “睡眠負債”を抱えやすい状態に。
そこで、アーユルヴェーダ的「冬の快眠法」7つをご紹介!
質の高い睡眠が取れれば、スッキリとした朝を迎えられますよ。
- 呼吸法
左手で右の鼻の穴を優しく塞ぎ、呼吸の音が聞こえないくらい静かに、ゆっくりと吸う、吐くを繰り返します。
左の鼻の穴で呼吸をすると副神経が優位になりやすくなり、リラックスできますよ。
- ヨガ
体を丸めるポーズが安眠へと導きます。
正座の状態から上半身を前方へ倒していく「チャイルドポーズ」や、仰向けの状態で膝を抱える「ガス抜きのポーズ」などをゆっくりとしてみましょう。
- マッサージ
お風呂でゆっくりと暖まりながら、神経が集中している耳をほぐすことでリラックス効果が。
さらに、お風呂上りは人肌に温めた「太白(たいはく)ごま油」でマッサージすると効果倍増です。
- オイル
「スイートアーモンドオイル」はヴァータの敏感になった神経をなだめる効果が期待できます。
またビタミンE、A、Bが豊富なため植物繊維が豊富で、アンチエイジング効果も。
眠る前にティースプーン1杯を舐めてみるのがオススメの取り入れ方。最もなめらかなオイルと言われているので、飲みやすさに驚くはず。
- ハーブ
ゴツコラ、日本では「ツボクサ」と呼ばれるハーブがおすすめです。ヴァータの不安感、イライラによる不眠を取り除いてくれる効果があります。ヴァータ特有の物忘れ、また認知症予防にも。
手軽にお茶やサブリメントで取り入れられますよ。
- アロマテラピー
ラベンダー、サンダルウッド、ローズマリーのアロマで緊張から解き放ち、神経をなだめてあげましょう。オレンジやカモミールもお好みでブレンドするのもオススメです。
- ホットソイミルク
温めたソイミルクに、安眠効果の高いスパイスを加えてみましょう。体を温めてくれる「カルダモン」、「ナツメグ」、「シナモン」がヴァータの季節にはぴったり。
人肌くらいまでに冷ましてからはちみつを入れて美味しく飲んでも◎。熱々をゆっくり飲みたいなら、甘味料は黒糖や甜菜糖にしましょう
どれも簡単にトライできるものばかり。
身体は私たちが思う以上にとてもシンプルだから、少し意識して生活するだけで変化を感じられますよ!
オイルで洗う新発想のボディウォッシュ『アーユルヴィスト』を使った
「ヴァータ」を抑えるマッサージ方法もご紹介しているのでぜひチェックしてみてください!