肌再生のカギを握る成分「PDRN」とは？

年齢とともに肌のハリや弾力が低下し、シワやたるみが気になり始める…。そんなエイジングサインにアプローチするのが、今話題の成分「PDRN」。
もともと医療分野で傷の修復や再生治療に使われていたPDRNは、肌のターンオーバーを促し、コラーゲンの生成をサポートする働きがあります。そのため、美容クリニックの「リジュラン注射（サーモン注射）」としても知られていて、肌の修復やエイジングケアに優れた効果を発揮します。

PDRNの種類は大きく分けて3種類

①サケ・マス由来のPDRN

サケやマス由来のPDRNは、もともと医療分野で「リジュラン注射（サーモン注射）」として使用されていた成分。サケやマスの精巣から抽出されたDNA断片が含まれていて、細胞の修復やコラーゲン生成をサポートする働きがあります。そのため、エイジングケアや肌のダメージ回復に特に優れているのが特徴です。

特徴:
✔︎ 医療分野でも使用される再生美容成分
✔︎ 肌のターンオーバー促進＆コラーゲン生成サポート
✔︎ 乾燥・ハリ不足・シワ・たるみのケアに適している

② 高麗人参由来のPDRN

高麗人参由来のPDRNは、伝統的な韓方（ハンバン）美容の考えをベースに開発された成分で、特に抗酸化作用と血行促進作用に優れています。肌の再生力を高めるだけでなく、くすみを改善し、内側から血色感のある明るい肌へと導くのが特徴。

特徴:
✔︎ 韓方（ハンバン）美容の視点から生まれた成分
✔︎ 肌のエネルギー代謝を促進し、内側からハリを与える
✔︎ 抗酸化・血行促進作用があり、肌のくすみや元気のなさをケア

③緑茶乳酸菌由来のPDRN

グリーンティーには強力な抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富に含まれていて、肌の老化の原因となる活性酸素を中和し、エイジングケアに有効です。このグリーンティーから抽出した成分と、PDRNを組み合わせた美容成分で、肌再生効果と共に、肌のトーンアップや保湿を同時に行いたい方におすすめ。

特徴:
✔︎ 緑茶乳酸菌由来のヴィーガン成分
✔︎ くすみやシミを防ぐ働きがあり、肌のトーンアップが目指せる
✔︎ 保湿力を高めて、肌を柔らかく、しっとりと保つ

PDRNの気をつける点

① 魚アレルギーの人は注意

サケやマス由来のPDRNを使う場合、魚アレルギーがある人は使用前に成分をチェックし、心配な場合はパッチテストを行いましょう。

② 敏感肌の人は低濃度から試す

PDRNは肌のターンオーバーを促すため、高濃度のものは敏感肌には刺激になることも。最初は低濃度のものから試してみて、様子を見ながら使用すると安心です。

③ 即効性を求めすぎない

PDRNは使い続けることで肌の修復力を高める成分なので、1～2回の使用で劇的な変化を期待するのではなく、継続して使うことが重要です。

おすすめのPDRNアイテム4ステップ！

1．【化粧水】メディキューブ PDRN ピンクスージングトナー

2．【美容液】イニスフリー レチノール PDRN アドバンスド セラム

3．【クリーム】VT PDRN クリーム100

4．【マスク】ミルクタッチ PDRNデイリースペシャルマスク

PDRN配合化粧品は、ただ表面的に潤すだけではなく、肌の内側から健康的な美しさを引き出すので、今後ますます注目される成分です。特に、肌の衰えを感じ始めた大人女子にとって、心強い味方になること間違いなし！
韓国発の最新エイジングケア成分「PDRN」を是非スキンケアに取り入れてみてください♪

撮影／白倉利恵（光文社）