体重の約1割は老廃物⁉ 5万人の不調を改善!日本式アーユルヴェーダのススメ【岡 清華のDetox Wellbeing連載①】

日本式アーユルヴェーダの開発者で、約5万人の不調(特に詰まりや滞り)の改善に寄り添ったMOTHER代表のオカサヤこと岡清華さん。彼女が提言するのは “デトックス・ファースト”

無理をすることなく、ほんの少しだけ習慣を変えてみるだけで、心と身体の消化力が高まり、すべてが軽やかにシフトチェンジできちゃうんです。難しそうなアーユルヴェーダを私たちにも取り入れやすい形で教えてくれるレッスン連載がkokode Beautyでスタートします。

岡清華(OKA SAYAKA) Profile
MOTHER 代表。管理栄養士、アーユルヴェーダ・ヨガ講師。日本式アーユルヴェーダを確立し商品開発やイベントなどをプロデュース。スクールも開講しあらゆる不調に寄り添い、真のウエルネスに取り組んでいる。

著書 溜まっているオトナを巡らせる
「無敵のデトックス大全」(¥1,540/ワニブックス)
(購入はこちらから)

こんにちは、オカサヤです。自己紹介の代わりに、私が提唱する日本式アーユルヴェーダに行きついた経緯を軽くお話しさせてくださいね。
高校時代の私は骨太体形がコンプレックスで「痩せたい、ほっそりキレイになりたい!」の一心で我流のダイエットを繰り返す、そんな青春時代を過ごしました。痩せさえすれば幸せな人生が保証される!と信じて大学では栄養学を学び管理栄養士の資格も取得しました。もちろん私自身、見た目も細くなりましたが、なんだかしんどくて心も不安だらけでした。

「体調もマインドもカロリー計算だけでは足りない!何か大切なものを見失っている!」そう感じて心(マインド)の分野にも目を向けたとき出会ったのが、人間も自然界の一片であり自然との調和で引き出すウエルネス、アーユルヴェーダの考えでした。こちらの連載では、私が海外で取得してきたアーユルヴェーダを私たちの生活に取り入れやすくした「日本式アーユルヴェーダ」に基づき、すごく簡単で気持ちよく毒出しができる習慣をご紹介していきますね。

LESSON1「毒について知ろう!」

栄養学を学んでいてもなかなか答えが出なかったのが、同じカロリーを摂取しても人によって太る人と変わらない人がいること。「空気を吸っていても太る(笑)」という方がいますが、その違いはご自身の消化力と大きく関係しています。添加物やトランス脂肪酸などの健康に影響を及ぼす食品をはじめ、不眠や心のストレスなど、さまざまな要因が正常な消化を妨げているんです。

「何をやっても痩せない」と、悩んでいるアナタ!まずは消化力を高めることに考え方をシフトしてみませんか。私の経験上、現代人の体重の約1割ほどは体内に滞留している老廃物、つまり毒素だと考えています。デトックスファーストの習慣を身につけて、まずはその毒出しをしてみませんか。単純計算で体重60㎏の方は6㎏分、50㎏の人は5㎏分も老廃物が占めています。まずは溜まった毒の排出を目指してみましょう。

超簡単!朝1杯のしょうが白湯でデトックス始め

まず試してほしいのが朝の白湯習慣。中でもおすすめなのは「しょうが白湯」。寝ている間に浮き出てきた口、食道、胃に溜まった毒素をしょうがの薬効効果でさっぱり洗い流しましょう。アーユルヴェーダでは朝10時まで体内時計はデトックスの時間と言われています。なので朝10時までに毒出しの習慣を身につけるようにしましょう。

【作り方】良く洗った無農薬のしょうが(なければ皮をむいてください)を保存瓶にいれてひたひたになるくらいのミネラルウォーターを入れて1日冷蔵庫で休ませます。1週間は繰り返し使えます。残ったしょうがはお料理に使っていただいてOKです。

【飲み方】朝いちばん、鍋で沸騰させてゆっくり冷ましながら飲みます。優しい飲み心地で、喉から胃までほわりと温かくなるのを感じてくださいね。

【NEWS】アーユルヴェーダスクール8期&ラージャヨガスクール2期同時募集!

ハワイ・カウアイ島とインドで学んだ岡さんが講師となってアーユルヴェーダをわかりやすく解説します。世界最古の「生き方の知恵」を現代に活用し、ホリスティックな視点で真の健康と幸福について学ぶ『アーユルヴェーダリーダー指導者養成プログラム』とラージャヨガについて実践と座学を通して深く学ぶ『ラージャヨガスクール』。過去の受講生の方も、プログラムに取り組む中で新たな気づきを得て、それぞれに人生をバージョンアップされています。

興味のある方は、MOTHERのウエブサイトをチェックしてみてください。【こちらから飛べます】

【受講生の声①】
西上桃世さん(30代)ヨガインストラクター

10年間何をしても治らなかった摂食障害の症状がアーユルヴェーダの智慧で完治しました。スクールでの学びの中で、心と身体の関係性を紐解く健康日誌を書き続けたことが大きかったと感じています。まずは自分の体質=個性を知り、その上で自分の体質に合った食事やライフスタイルを心がけ、良い時も悪い時も「これが自分だ」と穏やかに自分を俯瞰できるように正直に日記を書き続ける…シンプルな事ですがこの行動の継続で私自身変わることができたと思っています。現在は、アーユルヴェーダを取り入れた生活を続けながら、過去の自分と同じように摂食障害に悩んでいる方のカウンセリングなどを行なっています。

【受講生の声②】
小路永 舞さん(40代)会社員

アーユルヴェーダは、健やかに生きるための知恵です。マッサージの種類と認識されることも未だありますが、過去に生きた人たちの体感から得た、暮らしに活きる東洋医学です。MOTHERでは、現代日本社会で生きる私たちが、長期的な心地よさを得る術を学べます。実践を始めると、今まで自分を知ったつもりでいた自分に驚きます。「知らない」を知り、自分の命から学ぶ機会は貴重です。健康・幸福感・心地よさを他者に任せがちな現代社会で、健やかな自分を実現できます。不調がでた時も、必要なことを自ら提案する信頼できる自分になります。自分の命を生きる喜びを感じ、同じ命はひとつもないこと、あらゆる命の大切さを学ぶ日々が続きます。

岡さやかさんプロデユースのデトックスアイテムが続々kokode beautyに登場します!お楽しみに
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撮影/中田陽子(MAETTICO)

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