美容家賞賛「くすまない!くすみ色が絶妙」エレガンスで秋こそ女優肌メイク【美容プランナー西村直子連載⑪】
大人世代の私たちに美容の楽しみ方を示してくれる美容プランナーの西村直子さんが、今季お気に入りのエレガンスの新作を使ってクラシカルな秋の装いにも負けない!存在感のある”女優肌”メイクを伝授。
古い雰囲気に陥りがちなコンサバメイクをアップデートする、くすみカラーの上手な取り入れ方も注目です。
美容家/美容プランナー
西村直子さん
10年間の香港で暮らしを経て、親しんだ中医学を内側からの美と健康に活用し、美容家/美容プランナーとして多数メディアで活躍。コスメや美容法を見極める審美眼と美に対する深いこだわりが生じ、現在、多数メーカーとコラボ商品を開発中。Instagram/naoko_nishimura_
煌びやかなお洋服やアクセサリーに勝つ"存在感のある女優肌"になりたい!
「『今年の秋、どんなメイクを楽しもうかな?』と考えている方におすすめなのが、ズバリ“女優肌”。私たちが女優さんを目にするときって、素敵なお洋服をお召しになっていたり、ときには美脚がまぶしいコーディネートだったりしますが、必ず目が行くのは顔ですよね。煌びやかなドレスや、アクセサリーよりもお顔の存在感が勝つ、それが女優なのだと思います。
私も今年の秋は、そんな存在感のある女優肌を楽しみたいと思っています」(西村さん)
流行のクラシカル服には、くすみ色を味方に!こなれた女優肌メイクで挑んで
ワンピース¥28,600(CELFORD/CELFORD ルミネ新宿1店 tel.03-6279-4750、CELFORD阪急うめだ本店 tel.06-6313-0372) その他/西村さん私物
「女優肌は、クラシカルなトレンチコートやツイード、ワンピーススタイルがトレンドの今季のファッションにもピッタリ。
大人女性でコンサバ感がありすぎると、古さが漂ってしまうので、メイクでは肌は華やかな女優肌に仕上げ、ポイントメイクは若干くすみを感じるニュアンスカラーを取り入れると、今年っぽさと抜け感が出てオススメですよ。そんなくすみニュアンスカラーで、この秋、心をギュッと掴まれているのが、”葡萄色”が入ったエレガンスの秋新作パレット。ぜひ大人の皆さまに使っていただきたい逸品です」(西村さん)
|USED ITEMS|エレガンス秋のベースアイテム
|NAOKO’S RECOMMEND ITEMS|
A.肌色の印象を修正するメイクアップベース。透明感UPを狙うならラベンダーをセレクトして。エレガンス モデリング カラーアップ LV600 SPF25 PA++ ¥4,500
B.薄膜で伸びの良いリクイッドタイプの高保湿ファンデーション。エレガンス スティーミング モイスト ファンデーション SPF25 PA++ ¥6,600
C.5色のペールカラーが透明感を底上げして、キメ細かいなめらかな肌がつづく。ラ プードル オートニュアンス IV ¥15,000
(エレガンス コスメティックス tel.0120-766-995)
「ポイントメイクはくすんだ葡萄色なので、まずはイエローベース寄りの私の肌をAでトーンアップ。Bで肌を薄く覆ってカバーし、Cを重ねることで、さらにトーンアップと質感を調整。存在感のある肌に仕上げます」(西村さん)
|NAOKO’S RECOMMEND ITEMS|
A.ルージュのなかにたっぷりとゴールドパールが入った華美な1本。唇中央のふくらみの高い部分にのせるとパールが光り美しい唇に。唇の縦シワをカバーするので大人世代はうれしいですよね。エレガンス ブリリアント ルージュビジュー 09 ¥3,850
B.極細の筆タイプのアイライナー。ウォーターベースでなめらかな描き心地です。エレガンス アイライナー パーフェクト BR20 ¥4,070
C.13年愛用しているアイブロウペンシル。ブラシとWエンドになっていて「描く」と「ボカす」が1本で可能です。描きやすいのでアイブロウがうまく描けないとお悩みの方におすすめです。エレガンス アイブロウ スリム BR21 ¥4,180
D.クラシカルを古くみせないために、くすみカラーを効かせるのが今回のメイクのポイント。秋っぽい葡萄色にグレーの存在を感じる他にはあまりないカラー。エレガンス ヌ―ヴェル アイズ 34 ¥6,050
E.くすみが目立ってくる大人肌に欠かせないチーク。このシリーズは発色が良く頼もしい。エレガンス カランドゥ フェイス RD301 ¥6,050
F.つけた色が浮かさないように、ヴェールのように溶け込ませるとにじみ出たような血色感になるシルキーベージュ。もちろん1色つかいでも◎エレガンス。エレガンス カランドゥ フェイス BE401 ¥6,050
(エレガンス コスメティックス tel.0120-766-995)
「今回のメイクは、Dの左上のグレーがかった葡萄色がポイント。そもそも大人の肌はくすみがちですが重ねてもそれを強調させず”くすみ”というニュアンスだけを感じさせる色です。また、チークをE、F2色使ったのは、発色を調整するためです。自然にするためにチークの付け方もひと工夫。ブラシで肌の上をなぞるのではなく、『ポンッポンッ』と鑑識課が指紋をとるようなイメージでフワフワっとのせると発色をコントロールできます。名付けて”鑑識塗り”!」(西村さん)
MAKE UP POINT
今回のポイントメイクのメインアイテム、エレガンスの新作”葡萄色”のパレット使いをご紹介。エレガンスにしか出せないツヤと煌めきで目元がパッと明るくなります。
「Dのdをまぶた全体から眉下になじませ、下まぶたには目頭から目尻まで、人差し指の指先でなぞるようにdをキワに入れます。次に、二重の幅を少しはみ出すくらいにcをのせます。bを上まぶたはcと同じ範囲に、下まぶたはまつ毛の生え際にアイラインを引くように塗っていきます。ポイントは、目尻の三角ゾーンまで色をいれること。大人になると顔が間延びした印象になるので、目尻まで色を入れることでキュッと印象が引き締まります。その後、aを黒目の上にのせて完成です!」(西村さん)
次回は、アンプリチュードのコスメを使った秋のピンクメイクをご紹介します!お楽しみに!
撮影/寺田茉布(LOVABLE、人物)、白倉利恵(光文社、静物) 取材・文/玉絵ゆきの