シミ、毛穴、たるみにもやっぱりコレ! S級成分ビタミンCで夏枯れ無縁に!

連日の猛暑日で、そろそろ少しバテぎみ……という人もいるのではないでしょうか。暑さ対策に気を取られて見落としがちですが、肌も密かにバテています。

日焼けしてシミのリスクが高まっているほかにも、肌表面は皮脂や汗でしめっていても内側は乾燥が進んでいますし、外気と屋内の温度差・湿度差も肌の負担に。暑さでお手入れが手薄になりがちなので、ダメージも進みやすいのです。

そんな夏枯れ対策にもってこいの成分がビタミンC。「いまさら?」と思うかもしれませんが、ビタミンCこそ、あらゆる肌悩み・老化悩みを解決し、体の内側から元気にしてくれるスーパー成分。

その理由やチャージの仕方を、青山皮フ科クリニックの亀山孝一郎先生に伺いました!

亀山先生写真
↑ビタミンCと言えばこの方! 青山皮フ科クリニック院長の亀山孝一郎先生。高濃度ビタミンCを用いたシミやニキビの治療で有名。大のゴルフ好きでこの夏も週1ペースでグリーンに出たにも関わらず、ビタミンCのおかげでシミも日焼けも夏バテも無縁!

「シミ対策はもちろんのこと、夏枯れ・夏バテ対策にも、何はなくともビタミンCです!」と亀山先生。

ビタミンCといえば、パワフルな抗酸化力でメラニンを還元して無色化し、シミを防ぐ作用が有名です。

「そのほかにも、肌のバリア機能やターンオーバーを整える、コラーゲン生成を助ける、皮脂分泌をコントロールする、細胞のエネルギーを上げて代謝を高めるなど多くの働きが。そのため、シミ&くすみ、たるみ&シワ、乾燥&敏感、毛穴&ニキビ、この4大肌悩みをすべて解決します。そんなオールマイティな力があるのはビタミンCだけなんです」(亀山先生)

あらゆる肌悩みもエイジングも、根底にあるのは活性酸素と細胞エネルギーの低下。ビタミンCはその両方に働きかけるのです。また神経伝達物質の働きを助け、リラックスして自律神経を調整するときも使われるので、メンタルのコンディショニングにも重要。

そんなビタミンCをしっかり摂取するには、野菜やフルーツが豊富な食事をするだけでなく、サプリメントの活用が鍵に。

「野菜やフルーツは、ビタミンCを補完するほかの栄養分も一緒に摂れるのでビタミンCも働きやすいのですが、必要量を食事だけから摂ろうとすると、ありえないほど大量に食べないといけません。
ちなみに厚労省が定めた摂取量は1日0.1gですが、これは『病気にならないために最低限必要な量』。美肌やアンチエイジングの効果を狙うなら、1日1gは必要です。
ビタミンCは水に溶けると酸化しやすいため、液状のものより顆粒や錠剤のタイプがおすすめです」。

シナール等

青山皮フ科クリニックで処方されるビタミン剤の一部(保険適用)。ビタミンCのシナールのほか、ハイチオール、ビオチン、ビタミンB2・B6など。数日飲み続けただけで肌の透明感、体のキレが変わります!

摂取のポイントは大きく2つ。1つめは「1日のうち3〜4回に分けて摂ることです。体がいちどに吸収できる量は限られているので、一気に大量に摂っても吸収できずに尿として排出されてしまいます。せっかく摂ったビタミンCがムダになることに」(亀山先生)

2つめは「ビタミンCの働きを補完する、その他の栄養分もあわせて摂ること。酸化したビタミンCを還元するグルタチオンやビタミンE、エネルギー代謝に関わるカルニチンやコエンザイムQ10など、ビタミンCといっしょに働く栄養素はたくさんありますが、いちばんの相棒はビタミンB群。ビタミンCのあらゆる仕事をサポートする、不可欠なビタミンです」。

また、ストレスが強い人はビタミンCを注射するのも手。血中のビタミンC濃度をダイレクトに増やせるので即効性があります。打って30分ほどで視界が明るくなるような、元気になる実感がある方が多いです。ビタミンCは筋肉の収縮にも関わるので、顔もすぐにリフトアップしますよ」。

ビタミンCコスメももちろん有効。「口から摂ったビタミンCは脳や心臓など生命維持に必要な場所に送られますが、コスメなら肌だけに直接効かせられます」(亀山先生)

ドクターKクリーム切り抜き

高濃度のビタミンC誘導体とビタミンB群、ビタミンE・A・Pの複合ビタミンと植物成分で、酸化と糖化を両方ブロック。たるみや毛穴、黄ぐすみといったエイジング悩みをケアし、大人ニキビなどの肌トラブルも防ぐ。肌がしゅっと引き締まり、毛穴が目立たなくなるのを実感! ケイカクテルVプレミアムクリーム 30g ¥16,000/ドクターケイ

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時間差で働き続ける3種類のビタミンCを、トータルで10%も配合。くすみやクマ、シワなどあらゆる目元悩みを標的にした、ガツンと手応えを実感できるパワフルアイケア。フォース C.3 アイ 15ml ¥12,000/ヘレナ ルビンスタイン

いかがでしたか? 夏の肌バテがたたって秋口に「肌が老けた……」と焦る人が多いよう。内からと外からのビタミンCで秋もプリプリ肌で過ごしましょう!

 

取材協力/青山皮フ科クリニック

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