【成分図鑑「ペプチド」】細胞の生まれ変わりを助けてくれる栄養素

名前をよく聞く有名な美容成分でも、実は何に効果があるかきちんと知らないことってありませんか?例えば「透き通る肌」と一言で言っても、トーンアップからシミケアまで期待する効果は多岐にわたって、何を使うのが良いのか悩んでしまいます。そこで、美肌効果があると言われる美容成分を、何に一番効くのか、どんな成分と一緒に使うと効果的で、どんな注意事項があるのかなど、成分ごとに掘り下げて探っていきます。
第27回目の今回は、肌のターンオーバーを促して、細胞の生まれ変わりを助けてくれる「ペプチド」をご紹介します。


肌本来の美しさを支える縁の下の力持ち「ペプチド」
ペプチドとは、いくつかのアミノ酸が結合した化合物のこと。肉や魚など私たちの食べ物に含まれるたんぱく質も更に多くのアミノ酸で構成されていて、それらが栄養素として吸収されるときには、消化酵素によってアミノ酸やペプチドに分解され吸収されています。

つまりペプチドは、「アミノ酸<ペプチド<たんぱく質」という位置づけで、たんぱく質がアミノ酸になる直前の物質ということになります。

ペプチドにはたくさんの種類があり、アミノ酸が2個繋がっていれば「ジペプチド」、3個繋がっていれば「トリペプチド」、10個前後繋がっているものは「オリゴペプチド」、それ以上繋がると「ポリペプチド」と呼ばれます。

ペプチドの配合された化粧品は、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける効果が期待され、エイジングケアに効果的な美肌成分として人気です。

 

スキンケアアイテム全般に配合されています。

 

年齢肌のハリ・ツヤケアに。

 

複数のペプチド複合体を配合したものをチョイス!
ペプチドにはたくさんの種類があり効果も違うため、異なるペプチド複合体が複数配合されたものがオススメです。

 

デイリーケアとしてお顔全体に!
化粧水で整えて、顔全体に塗布してハンドプレスで浸透させます。乳液やクリームなどの油溶性のアイテムはその後に。3ヵ月継続的に使うと、効果が期待できます。

 

ペプチドの1種であるEGFをプラスして効果アップ!
EGFとは上皮細胞成長因子のことで、53種類のアミノ酸で形成されたペプチドの1種です。EGFを一緒に使うことで、さらにハリ・ツヤの効果を発揮しますが、それでも足りないと感じるなら、幹細胞アイテムをプラスするのもオススメ。

 

使用時の注意点は特にありません。

 

ペプチドの種類は、非常に多く、数百種類あります。

合成ヒト遺伝子組み換えオリゴペプチド-1、合成ヒト遺伝子組み換えオリゴペプチド-2、合成ヒト遺伝子組み換えポリゴペプチド-1、合成ヒト遺伝子組み換えポリペプチド-9、合成ヒト遺伝子組み換えポリペプチド-11など、「○○ペプチド△△」という表示名になります。

 

教えてもらったのは…

株式会社 チェントトレンタ 代表取締役
大橋 功さん
オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト
大手下着メーカー、キャラクタービジネスなどを経て美容業界へ。美容に関わって31年。マテリアプリマはその知識を駆使し、必要な物を、必要な時に、必要な量と届けられるようにとの思いで作ったブランド。趣味はカーレースで、国内A級ライセンスを所持。

WHAT’S materia prima
マテリアプリマ ってどんなブランド?
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M(moisture)、W(bright&luminous)、A(aging-care)、R(return to beauty)の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。
アミノ酸の組み合わせによって、様々なケア効果を備えたペプチドがありますが、マテリアプリマはエイジングケアに特化し、2種のオリゴペプチドと3種のポリペプチドを厳選して配合。優秀なペプチドを複数配合したことで、優れたトリートメント効果を発揮します。

マテリアプリマ A08 ペプチド
30ml¥8,800
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