お菓子なのにダイエットにも美肌にもいい!話題の「やせるお菓子」って?

「おいしい!」「しっかり甘いのに太らない」「体が軽くなる!」

と美容好きの間で人気急上昇中なのが、生(RAW)の素材で作るお菓子「ロースウィーツ」。

クッキーやチョコレートなど、見た目はふつうのお菓子とほとんど変わりませんが、ダイエットによし、美肌によし、の美容スウィーツなのです。

一体ロースウィーツってどんなもの? なぜやせられる?

ローフードマイスターで、自身も12キロものダイエットに成功した志村双葉さんに伺いました。

志村さん写真
志村双葉さん。Futaba’s Kitchen 主宰。大手百貨店勤務後、化粧品ブランドの企画開発やPRなどに従事。ローフードでダイエットに成功したことをきっかけに、ローフードマイスター1級の視覚を取得し、東京・四ッ谷でローフード&スウィーツと発酵食品がテーマのライフスタイルサロンを開講。

 

ロースウィーツとは、加熱しない生(RAW)の素材でつくるお菓子。

ふつうのお菓子に使う小麦粉や白砂糖、卵、乳製品は使わず、48度以上に加熱をしません。

なぜやせやすい体になれるのでしょう?

「ロースウィーツの材料は生のナッツやドライフルーツ、生カカオ、ココナツオイルなど。

ビタミンやミネラル、タンパク質や食物繊維、良質な脂質といった栄養素がたっぷり含まれているものばかり。

これらの栄養素のほかに、食物酵素をたっぷり取り入れられるのです」(志村さん)。

やせるお菓子本画像
ロースウィーツでやせられるメカニズムや詳しいレシピは志村さんの最新著書でチェック!

 

食物酵素は、体内でその食物自身を消化する力があるため、 消化に負担がかかりません。

体内の消化の力を代謝にまわせるので、代謝アップの手助けになります。

また、腸内細菌のエネルギー源となるため、腸内環境も整えられます」。(志村さん)

美容と健康の要である腸が整うと、ダイエットもスムーズに。

血糖値の点でもメリットが。

「ロースウィーツで使うのは生はちみつやメイプルシロップ、ココナツシュガー、ドライフルーツなど天然の甘味料。これらは血糖値の上がり方が緩やかで、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富。

満足感が得られて食べ過ぎを防ぐことができます。

小麦や白砂糖は血糖値を急激に上げるため、インスリン(血糖降下ホルモン)の大量分泌を招き低血糖を引き起こしがち。

すると食べたばかりなのにすぐお腹がすき、もっと甘いものが欲しくなる悪循環に」。

ビタミンやミネラル、食物繊維、タンパク質、良質の脂肪といった現代人に不足しがちな栄養素も豊富なので、体の満足感が高いのもポイントです。

ローチョコイメージ

例えばローチョコレート(上写真)はカカオの味わいがしっかりと感じられ、大のチョコ中毒の私でも1〜2粒で満足。

チーズケーキやナッツバーなども自然の甘みと噛みごたえがあり、少量でも不思議と満腹感が。

志村さんは実際、食事の半分をローフードにするだけで8か月で12キロもの減量に成功!

お腹がすいたりイライラしたり、つらいことは一切なかったのだそう。

ゴジベリーバー

写真はローゴジベリーバー。

「ナッツ類は一晩水に浸すなどの下ごしらえが必要ですが、火を使わないので失敗しにくいし、洗い物も少なくてすみます」(志村さん)

例えばロードライフルーツバーは、ドライフルーツやナッツ類をフードプロッサーで砕き、メープルシロップを加えて型に詰め、冷蔵庫で冷やすだけ。

生のフルーツやナッツをヨーグルトにトッピングするだけでも立派なロースウィーツ!

 

ロークッキー

このクッキーも小麦粉や白砂糖は一切使わず、生のナッツ類やカカオでできています!

大好きなスウィーツもおいしく食べてキレイにやせたい人は、ぜひ試してみては。

「ロースウィーツ」で検索するとレシピやキレイな写真がたくさん出てきます。

まずは食べてみたい!という人は、ローフードカフェもチェックしてみて。

志村さんおすすめのローフードカフェはこちら!
ロースイーツの専門店「プリム」(港区赤坂)
「ロー8」(大阪市)

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