痩せたいなら「寝る前スマホ」をストップ!睡眠とダイエットの深〜い関係

こんにちは。美容ライターの柏谷麻夕子です。夜寝る前までスマホを見てしまう、という人は多いのではないでしょうか。特にSNSは、眺めているうちに30分、1時間とあっという間に時間が経ってしまうもの。結局深夜になって、眠れなくなることも。でもこの「寝る前スマホ」が、ダイエットを妨げているとしたら……?

夜スマホイメージ

実は睡眠不足が続くと太りやすくなることがわかっています。
その理由は大きく3つ。

1.満腹感を得にくくなる
食事をして「おなかいっぱい」と感じるのは満腹中枢が刺激されるから。刺激をするのはレプチンという物質ですが、一定以上の睡眠がとれないと分泌量がダウン。つまり「おなかいっぱい」と感じにくくなり、食べ過ぎてしまいやすいのです。これは私も何度も経験し、心底痛感。睡眠不足だと何を食べても満足感が少ないんですよね……

2.食欲が増す
満腹中枢を刺激するレプチンが減る一方、食欲を増進させるグレリンという物質が増えます。このとき特に体が欲するのが、甘いものや炭水化物、脂っこいもの。食欲にまかせて満腹になるまで食べると、デブ一直線です。

3.成長ホルモンと脂肪燃焼ホルモンの分泌が減少
ご存知成長ホルモンは、細胞の修復や新陳代謝を促すホルモンで、睡眠中にもっとも多く分泌されます。脂肪の燃焼に関わるコルチゾールも同様。これらのホルモンの働きを最大にいかすためには夜12時〜朝6時に眠っていることが大切に。また、寝入って30分以内に深い眠りに落ち、質のいい眠りをとることもポイント。

アメリカのある大学の研究によると、睡眠時間7〜9時間の人に対して5時間程度の人は、50%も肥満になりやすいのだそう。イメージとしては、同じ食生活をしていても睡眠時間が短いと摂取カロリーが1.5倍になるような感じ!? 睡眠不足は美容の大敵とはよく言われることですが、ダイエットの大敵でもあったのです。(ちなみに、睡眠不足はシミも増やしてしまいます!

朝から晩まで忙しく動いていて、スマホで好きなものを見たり読んだりできるのは寝る前だけ、という人も多いかもしれません。でも眠れない、と嘆く人に限ってスマホ中毒だったりするもの。貴重な睡眠時間が削られるばかりか、画面の光が交感神経を刺激して眠りの質も悪くなってしまいます。
ダイエットの成果がなかなか得られないなら、夜はスマホを置きましょう! どうしても見てしまうなら、思い切って寝室以外で充電しちゃいましょう!スマホを手放し、 質のよい睡眠をたっぷりとって、目覚めたら朝日を浴び、そして朝食を食べる。これで体内時計が調節されて代謝が整い、今よりずっと痩せやすい体になれるはずです。

朝イメージ

 

 

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