【マテリアプリマ】美容業界にもAI時代に!? あなたの肌のためのスキンケアプログラムに注目!

最近雑誌で見かけるシンプルな見た目のこの化粧品。なんとこの中にはギュッと良質な成分が詰まっています。そのブランド名は、イタリア語で原料を意味する「materia prima(マテリアプリマ)」 。そんな厳選した原料にこだわって誕生したマテリアプリマの魅力をご紹介します。

| PICK UP BRAND |
 materia prima (マテリアプリマ)
マテリアプリマは、高品質な化粧品有用成分をできるだけシンプルなカタチで提供することにこだわった、マテリアルファーストなブランド。有用成分を単一成分で、最高濃度で提供することを目指しています。マテリアプリマの製品
は単品で使うだけでなく、愛用のコスメと簡単に組み合わせても使えるように、M(moisture)、W(bright&luminous)、A(aging-care)、R(return to beauty)の大きく4カテゴリーに分類。そして、すべての高品質な素材が防腐剤対策を行うことなく、フレッシュな状態で使いきれる容量、30mlにしてあります。マテリアプリマは余計なものを加えることなく、厳選された成分を最高の状態でお肌に届けることを追求。自分だけの美のレシピの完成させてくれる、まさに、こだわりブランドです。

 

昔ながらのナチュラルなものと、最先端技術を融合して
マテリアプリマは、高品質なマテリアルファーストの商品に加え、店舗でのお客様に対するカウンセリングにAIを導入するなど、その最新の手法が美容業界でも注目を集めています。その商品へのこだわりや、何故AIを利用するのかなど、その気になる詳細について、大橋 功社長に聞いてみました。

ライター岡崎(以下、岡崎):なぜ、マテリアルファーストの商品を開発しようと思われたんですか?
大橋 功社長(以下、大橋):長年美容業界に関わっていて、女性にとって自分の理想の化粧品を見つけることは、理想の男性を見つけるよりも難しいことだと思うようになりました。しかも理想の化粧品だと思って使っていても、加齢や季節の変化など、様々な要因によって肌のコンディションは日々変化しますよね? だからこそ、その変化に合わせて化粧品を全部買い替えるのではなく、お手持ちの化粧品に足りなくなったものを追加できる商品を提供したいと思って作ったんです。
岡崎:だから様々な肌コンディションに対応するために、たくさんの商品があるんですね。
大橋:はい。現在は30種類30アイテムの商品があって、高品質で安全性に優れ、ピュアであるという条件を満たせば、ジャンルやカテゴリーにはこだわらず、ナチュラル素材から先進成分まで取り入れています。天然由来のナチュラル成分に関しては、オーガニックの国際基準COSMOS認証も受けています
岡崎:AIがカウンセリングをするというのも斬新ですね。なぜAIを導入したんですか?
大橋:独自開発したAIプログラムの「ai.Cierge(アイシェルジュ)」は、まずタブレットにお客様が使っている化粧品と肌悩みを入力します。すると、保有している購入情報や店舗、店舗毎の客層の違い・年代・職種・季節なども含め、統計学を使いながらそのお客様に今必要な、スキンケアにプラスするといい成分を導き出してくれます。そうすることで、個人個人に合った製品を提案できますし、人間のカウンセリングではどうしても生じがちな誤差もなくなるのです。例えばAとBという美容部員がいたとして、Aには〇が合うと言われたけれど、Bは×が合うと言ったというような誤差がなくなります。ただし、様々な経験値を持つヒトによるカウンセリングも必要不可欠と思っていますので、AIが提示するデータを見ながら最終的にご提案するのは、美容部員ですよ。
大橋:機械だけでなく、ヒトの目も参考にしたかったので安心しました。

 

長年化粧品に携わって辿り着いた、理想のスキンケアブランドを

岡崎:マテリアプリマを立ち上げたきっかけは、どのような経緯だったんですか?
大橋:大学を卒業後、総合化粧品会社に入社しました。それから現在に至るまで、30年間美容業界に携わってきて、色々な会社のOEMのお手伝いもさせていただきました。けれど、その頃から今の化粧品は欲張りすぎている、色々なものを足し過ぎているなと感じるようになり、ブランドを持って、自分の思う化粧品を提供したいなと思うようになったんです。
岡崎:それが今のマテリアプリマの基本形になったということですね?
大橋:そうですね。その時の想いがあって、色々な成分が入った欲張りな商品ではなく、ベーシックなスキンケアシリーズがあって、そこにその人に合った必要なものだけをプラスしていくという発想で商品づくりをしています。

 

ジャンルを超えてより良い素材を提供

岡崎:今後はマテリアプリマをどのように成長させていきたいとお考えですか?
大橋:品質とケア効果、安全性を確認でき次第、随時、新アイテムをリリースする予定で、2021年には、約100種100アイテムへの発展を目指しています。
岡崎:マテリアプリマの商品を手に取って見られる場所も増える予定ですか
大橋:現在店舗は、阪急梅田本店にありますが、今後は都内の百貨店にも展開していく予定です。また、来春にはカモミールとローズマリーは自社農園で栽培した、高品質な自社成分を使うことを目指しています。ブランドイメージを守りつつ、良いものができればどんどんリニューアルして、常により良いものを提供し続けていきたいと思いますね

お話をお伺いしたのは…

株式会社 チェントトレンタ代表取締役
大橋 功さん

オーガニックサイエンティスト
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定アロマテラピーインンストラクター
JAMHA認定メディカルハーバルセラピスト

撮影/白倉理恵(光文社) 取材・文/岡崎久美子

この記事が気に入ったら